東日本大震災と福島原発事故から12年 | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

この画像は、東京都千代田区で撮った東電本店です。

今日で、東日本大震災と福島原発事故から12年経ちました。特に、津波で多くの被害が出た東北地方の太平洋沿岸の被災者の皆さんにとっては、この日を忘れることが出来ないに違いありません。
個人的には、12年前は、ただ被害が大きくなる様子をテレビやネット上で見ることしかできなかったのを覚えています。
津波の被害だけではなく、福島原発事故で、福島第一原発の周辺住民が一斉に避難せざるをえなかったり、首都圏では、電車がすべて運転見合わせになり、道路も渋滞して、帰宅困難になる人が続出するなど、これまでになかった困難が降りかかってきたのを覚えています。

朝日新聞の記事によると、死者・行方不明者が22212人、避難者は今も31000人に上ることが取り上げられていました。原発事故による帰還困難区域が徐々に小さくなっているとはいえ、元の場所に帰りたくても帰れない、あるいは帰るつもりはない人たちが多くいるに違いありません。それだけ、原発事故の爪痕が大きく残っているように思います。
そんな中でも、日本政府が、原発回帰の方針に転換し、運転期間延長を認めることになったけれども、これだけ多くの被災者や避難者を出したのに、まだ原発にしがみつくつもりなのか、と言いたくなります。
今回の画像で出てきた東電は、新潟県刈羽郡刈羽村の柏崎刈羽原発の再稼働の方針を変えていないし、東電が支援している日本原電では、茨城県那珂郡東海村にある東海第二原発の再稼働の方針を変えようとしていません。東海第二原発で事故が起きようものなら、福島原発事故よりもとてつもない被害が出るのは間違いありません。
東海第二原発の30km圏内には94万人も住んでいて、どんな方法でも、原発事故時に一斉に避難するのは、物理的に無理があるのは誰でも分かることなのに、どうして再稼働を推し進めようとするのか理解できません。野菜や魚の風評被害の問題だってあるし、JR常磐線や、常磐自動車道、国道6号線が長期にわたって不通になる影響も考えられると思います。
国や東電や日本原電が「事故を起こさないようにする」と説明したところで、そんな言葉を鵜呑みにすることなど絶対にできません。もうすでに福島第一原発で事故を起こしたのに、まだ「安全神話」にこだわるつもりなのか、と言いたくなってしまいます。東海第二原発に限らず、全国のあらゆる原発の再稼働は、絶対に反対です。

新型コロナウイルスの感染問題や、その他の大きな事件事故の影響もあって、年々東日本大震災について取り上げられる規模が小さくなっているように感じます。それでも、マスメディアで特集を組んでくれる意義は大きいように思います。自分も、被災地のことが知りたいです。とは言え、いろんな事情があって、なかなか東北に行けないのが辛い限り。
それでも何とかして、東北のことをこの目で見ることが出来るようにしたいと思います。
もうこれ以上、東日本大震災と福島原発事故が風化しませんように。