シャーロックホームズや明智小五郎、コナンみたいなフィクションの世界とは違い、実際の探偵は、こんな感じなのでしょうか?
相談者が心神耗弱状態と知りながら、不当に調査料を支払わせたとして、東京都渋谷区の探偵事務所の経営者と元従業員2人の合計3人が準詐欺罪で捕まったという事件。
相談者の2人は、心神耗弱状態で正常な判断ができない状態だったのですが、それに付け込み、この3人は、相談者2人から「電磁波攻撃の被害を受けた」などという相談を受けて、「誰かが故意に電磁波を出している可能性があるので、嫌がらせしている犯人を特定しよう」などと全く根拠のない調査結果を提示して、調査料を払わせたそうです。
同様の方法で、215人から1億3000万円を得ていたそうで、事態を重く見た警察が摘発に乗り出したようです。
高齢者を狙った特殊詐欺のニュースの多さには驚くばかりですが、今回のように、心神耗弱の人を狙った詐欺事件が報じられることは、かなり珍しいように思います。
とは言え、判断能力が十分でない人を狙ったという意味では、今回の事件の犯人のやっていることは、特殊詐欺の犯人と大して変わらないように思います。
結局、今回の犯人3人は、弱い人たちをカモにした悪徳探偵以外の何者でもないように思います。他にもこんな悪徳探偵はいるのでしょうか?
今回の事件により、心神耗弱の人や心の病にかかっている人たちへの差別や偏見が広がらないか心配です。こういったニュースにより、同じような事件が拡散されるのが一番恐いです。
個人的には、実際の探偵は、他人のプライバシーをのぞき込む人たちばかりというイメージがあって、あまりいい印象は持っていなかったのですが、こういった事件が起きてしまい、探偵のイメージがさらに悪くなってしまったように思います。「探偵も結局最後は金なのか」という感じ。
もうこんな悪徳探偵が出ませんように。