まるでドラマのような出来事にも思えるのですが、実際にあった出来事です。でも、いくら何でもこれはないでしょう、と思います。
京都府や大阪府でスーパーマーケット4店舗を営業していた「ツジトミ」が、今月に入って突然営業を取り止め、4店舗閉店したという問題。
9/30まで何事もなく通常通り営業していたのに、翌日の10/1になって、貼り紙が貼られ、「多額の債務を負担しており、本日(10/1)をもって事業を廃止することになりました」などと書かれていたそうです。
ニュース映像では、店舗の中では、電源が入ったままのレジや、陳列棚に並んだままの野菜や飲料がそのまま残っている状況が映っていました。
また、このスーパーでは、Suicaみたいな、チャージすることで商品を購入できるプリペイドカード(磁気カード)を導入していたそうですが、上述の貼り紙には「返金できない」と書かれていたそうです。
何の説明もなしに、スーパー閉店というのは、あまりにも無責任で、誠意がなさすぎると言わざるを得ないように思います。
それも、どの店舗とも、他に近くに別のスーパーがないところばかりだそうで、ニュースでは「買い物難民」になる人も出る可能性を指摘していたけれども、そんなことはお構いなしに、突然営業を停止されては、みんな困ってしまいます。実際、常連客の中には、「夜逃げ同然」とインタビューに答えた人もいて、怒りと困惑に満ちている感じがします。
今回の問題で気になったのは、このスーパーのトップや責任者が、誰も出て来ず、貼り紙以外に何がどうなっているのか、全く分からないことです。
最低でも、記者会見で、しかるべき人が説明しないと、誰も納得できないように思います。
個人的には、地元にスーパーが何軒もあるし、運転免許を持っているので、荷物がかさばる時には、車で行くこともできるし、買い物できるところがたくさんあるので、ものすごく便利なのですが、地方都市や、郊外のニュータウンの中には、今回の問題の場所みたいに、「街の中にスーパー1軒だけ」というところも多いように思います。そんな1軒しかないスーパーがなくなったら、「明日からの生活どうしよう」となる気持ちは、容易に想像できます。
いくら経営難でも、もっと他に、なるべく迷惑がかからないやり方はなかったのでしょうか? もうこんな誠意のないスーパーは出てきてほしくありません。