立てこもりばかりの人生 | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

実際にこういった事件が起きてしまうと言葉も出ません。

埼玉県川越市のインターネットカフェで起きた立てこもり事件の犯人は、10年前にも別の立てこもり事件を起こして捕まった経歴があるそうです。
今回の事件は、インターネットカフェの個室内で女性従業員を人質に5時間にわたって立てこもっていたそうですが、事件を起こす前の所持金は数十円だったそうで、今年4月に刑務所を出所した後、作業員として働いていたものの、6月に失踪し、インターネットカフェを転々としていたそうです。
この犯人の男は「自分の人生に嫌気がさした。事件を起こせば刑務所に戻れると思った。死刑や無期懲役になりたかった。」と話しているそうです。
正直、この事件の犯人の男に同情の余地はありません。とは言え、最近、こういった考えを持った人がこういった事件を起こすことが増えているような感じを受けます。
誰もが今回のような事件の被害者になり得ることを考えると、「どうすればこういった考えを変えることが出来るのだろう?」と思ってしまいます。
個人的には、怒りや憤りよりも先に、ため息が出てしまいました。この事件の犯人のような「刑務所に行きたがる人たちのいる社会」って一体何なんだろうと思います。
こういった犯人は許しがたいのは当然なのですが、犯人をセンセーショナルに取り上げて、「自己責任」とバッシングして終わり、というようなお決まりのパターンでは、同じような事件の再発防止は期待できないように思います。この犯人の男みたいに「立てこもりばかりの人生」をまねする人が出ないとも限りません。
「犯罪者の再犯防止」とか、「事件の被害者にも加害者にもさせない社会」といった「日本社会における大きな課題」を解決する難しさを、改めて見せつけられた事件のように思いました。
もうすぐ参議院選挙がやって来ます。こういった課題にまともに向き合おうとしない政治家が当選してほしくありません。
一般市民の「生きづらさ」に耳を傾けてくれる人が出ることを願うばかりです。