金額の多さに驚きですが、ここまで不正が分からなかったのもどうかと思います。
大手メーカーの「グローリー」の子会社「グローリーサービス」の社員が、13年間にわたって会社の金を横領していたという問題。
この社員は経理担当で、業務を一人で行っていたそうですが、売上金を口座に入金せずに着服、子会社の口座からネットバンキングで自分の口座へ送金、などといった手口で、21億5500万円を横領していたそうで、預金残高の証明書を改竄するなどして隠蔽していたそうです。
上司が取引明細を確認して不正が発覚し、問題の社員は今年の3/11に懲戒解雇され、刑事告訴するに至ったそうですが、この問題の社員は、17億円を競馬に使っていたそうです。
個人的には、競馬は全くやらないのですが、それにしても、こんな大金を競馬に充てる人がいること自体驚きです。ただ、その金の出どころがこんな風に違法な手段で得たとなると、正直憤りを超えて呆れてしまいます。もともとは「自分の金ではない」から、横領した金が消えるのも早いのでしょうか? 「悪銭身に付かず」とは、こういったことなのかもしれません。
この会社の親会社「グローリー」は両替機や券売機を製造しており、問題の会社「グローリーサービス」もコインロッカーの販売保守を行っているそうですが、両替機や券売機、コインロッカーみたいに、利用者の投入した現金を管理するメーカーが、自社の金を管理できなくなったのは、恥ずかしい限りだと思います。
「もうちょっとしっかりしてほしい」という株主や取引先からの声が聞こえてきそうです。こんな問題社員が出てきませんように。