声を上げることもできない? | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

こういった問題があっても、新たな制度を始めるつもりでしょうか?

 

北海道で農作業に従事していたベトナム人の技能実習生が21人が解雇されたという問題。
この技能実習生は、北海道上川郡東川町の「TOKOファーム」や愛知県の「東興青果」などに雇用されていたそうですが、これらの雇用主は、派遣先の請負農家に農業指導の実習を丸投げ。さらには「実習生受け入れ制度から撤退する」ことを理由に実習生を解雇し、
挙句の果てには、「次の実習先が決まるまで生活費を保障するが、労働組合に入ったら給与はない」と言い、実習生を労働組合から脱退させたそうです。

 

個人的には、技能実習生をモノみたいに扱っているような感じがするのはもちろんですが、雇用の管理があまりにも杜撰という印象を受けました。
上述のように、労働組合に入らないことを給料を支払う条件にすることは、労働組合法で明確に禁止されています。
働いている中で、突然解雇されたり、事前に聞いていた業務内容と違うことをやらされたりするなど、不当な扱いを受けたら、誰もが声を上げると思うのですが、雇用主にとっては、それすら許さないというのでしょうか?
結局技能実習生たちは、雇用主側を相手取って損害賠償を求める訴えを起こしたそうです。

 

今年の4月から、出入国管理法が改正されて外国人材の受け入れが拡大されるのですが、それを前にしてのこの問題。
個人的には、外国人実習生を使い捨てにして安い賃金で働かせて終わり、という感じがします。
どこの業界でも人手不足が叫ばれて久しいけれど、こんな働かせ方をしては、誰も働く人がいなくなって人手不足の解決など期待できないと思います。
まして、日本で労災によって死亡した外国人労働者が、2017年までの10年間に125人に上っているという報道があったくらい。


個人的には、「TOKOファーム」や「東興青果」は、違法行為のオンパレードで、ブラック企業と言ってもいいくらい。
こんなブラック企業の存在を許してでも、外国人材の受け入れを拡大させるつもりなのでしょうか?
こんな風に人を奴隷みたいに扱う制度は、今すぐ止めたほうがいいように思います。