駅名騒動 | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

決まったばかりの駅名なのですが、かなり反発が大きいようです。

 

山手線の30番目の駅として2020年に開業する駅の駅名「高輪ゲートウェイ駅」について、鉄道ファンらが撤回を求めている問題。
複数のマスメディアがこの新駅の名称をめぐって特集を組んでいるほどの騒動になっているようです。
この新駅は公募したそうですが、「高輪ゲートウェイ駅」は、6万件中わずか36件だったそうで、だったら何のための公募だったのか?という疑問もわくのは当然だと思います。

 

個人的には、1993年に起きた「出雲大社口駅」問題を連想してしまいました。
これは、島根県出雲市のJR山陰線にある当時は「神西駅」と名乗っていた駅を、当時の出雲市長の発案で「出雲大社口駅」と変更したというものです。
それまで出雲大社の最寄り駅であった「大社駅」が、1990年のJR大社線の廃止に伴ってなくなり、観光目的で駅名を変更したそうです。
しかし、この「出雲大社口駅」は、出雲大社からは直線距離でも9km離れており、バスも通っておらず、タクシーも常駐していない無人駅で、出雲大社の最寄り駅と勘違いしてこの駅で下車した観光客が続出し、当時の総務庁にもクレームが入り、結局1999年に駅名を「出雲神西駅」に再変更しました。
観光目的のはずの駅名変更だったのですが、結果的には「超大嘘つきな駅」になってしまい、2度の駅名変更で、出雲市は余計な出費を強いられただけで終わってしまったという失敗例と言うべき問題だったように思います。

 

今回の駅名騒動で、山手線を管轄するJR東日本が、この「出雲大社口駅」問題の二の舞になりやしないか心配です。
今回の騒動は、新駅をめぐる騒動であり、「出雲大社口駅」の問題とはちょっと内容が違うとはいえ、駅名と駅の周りの雰囲気とが合っているのかどうか、という点はどちらの駅にも共通して問われるべきことだと思います。
駅名は、一度名付けてしまうと簡単には変えられないだけに、JR東日本は、誰もが納得する形で今回の駅名騒動を解決してほしいと思います。