こんなことがあっても働き方改革法案を通すつもりなのでしょうか?
東京都豊島区のシステム開発会社「レックアイ」でチームリーダーとして働いていた男性が過労死したという問題。
裁量労働制が適用された後に36時間連続で働くなど長時間労働をした後、くも膜下出血で亡くなったそうです。
ご存知の通り、裁量労働制は、実際に働いた時間に関わらず一定の時間働いたと見なして残業代込みで賃金を払う制度の為、長時間労働につながりやすく、過労死や過労自殺で家族を失った人にとっては、なくしてほしい制度の一つに違いありません。その矢先のこの問題。
個人的には、やっぱりこんなことが起きてしまったと言わざるを得ないように思います。
この男性は、池袋労働基準監督署から労災認定されたそうです。でも労災認定されたからと言って、この男性が生きて戻ってくるわけではなく、裁量労働制を適用した「レックアイ」は、人の命をなんだと思っているのかと言いたくなってしまいます。
最近では、こういった民間企業だけでなく、国家公務員までもが、国会対応等で長時間残業を余儀なくされている、あるいは残業代が十分に払われていない、という実態がNHKのニュースで取り上げられていました。
こういった実態を十分に把握しようともしないで何が働き方改革なのか、と個人的には思っています。
このまま裁量労働制の対象が拡大するような働き方改革法案が通ったら、公務員も民間企業も、過労死や過労自殺が止まらないのでは、とさえ思っています。
最低でも、裁量労働制はすべて廃止しないと、上述のような悲劇は止まらないと思います。
また、「365日24時間死ぬまで働け」と発言して従業員を過労自殺に追い込んだ渡邉美樹氏は、まだ参議院議員として居座るつもりなのでしょうか?
ブラック企業のトップを国会議員に仕立て上げた現状を見る限り、個人的には、ブラック企業ならぬ「ブラック国会」という感じが否めません。
こういった面からも安倍内閣に過労死ゼロは期待できないように思います。