日本だけでなく、世界でも有名な自動車会社で起きた今回の問題。こんなことがあっていいのでしょうか?
日産自動車が、完成前の新車の検査を無資格の従業員に行わせたという問題。
国内の6つすべての工場で、実際には、検査を無資格の従業員に行わせ、検査に関わっていない有資格者が書類に押印したという偽装が行われていたそうです。
その結果、国内で製造した車が今月になってリコールされたそうですが、その台数は、およそ116万台に上るそうです。
これだけでも、かなり多いように思うのですが、問題はこれだけではなかったようです。
この問題で、今月2日に日産の社長の西川廣人氏が記者会見で謝罪したけれども、その後も、無資格の従業員に検査を行わせたことが発覚したそうで、個人的には、現場には安全性に対する危機感があまりにも乏しすぎるように思えてなりません。
こんなことが起きてしまうと、日本だけでなく、世界中から信頼されてきた日本車のイメージがガタ落ちになってしまいかねないように思います。
こんな不祥事一発で、業界全体のイメージが悪くなってしまいかねないことを日産の上層部は分かっているのか、正直甚だ疑問です。
それにしても、日産の会長で、会社のトップのカルロスゴーン氏の名前が、マスメディアで全くと言っていいほど出てこないのは気のせいでしょうか?
ゴーン氏は、毎年役員報酬を何億円ももらっていることが、新聞記事をにぎわせているようです。
(ネットで検索したところ、2016年度の日産でのゴーン氏の役員報酬は10億9800万円だったそうです。日本経済新聞の記事で確認しました。)
これだけ高額な報酬をもらっている裏側で、安全性を疑問視せざるを得ない車を造っていたというのが信じられません。
これでは、日産もゴーン氏も、金儲け優先で、安全は置き去りなのかと言わざるを得ないように思います。
検査体制を見直すのは当然だと思うのですが、それだけではなくて、個人的には、「ブラック企業」と指弾される前に、役員が総退陣するか、役員全員の報酬を1年間全額カットしない限り、信頼回復は期待できないように思います。
自分の乗っている車は、日産ではないので、自分にとっては直接的な影響はないのですが、今回の問題が他のメーカーに飛び火しないことを祈ります。