こんな判決が出ても原発再稼働をあきらめないつもりでしょうか?
福島原発事故で、福島県から自分の地元の千葉県に避難した住民が、国と東京電力を相手取り損害賠償を求めた裁判で、東京電力に賠償を命じた裁判。
福島原発沖の津波を予測できたと判断し、これをもとに総額3億7600万円余りを賠償するよう命じたそうです。
しかし、国の責任は認めなかったことから、これを不服として原告側が控訴するそうです。
国の政策によって、全国に原発を造った挙句にこんな大きな事故を起こして強制的に避難させられたのに、なぜ国だけ責任が認められなかったのか理解できません。
また、東電は、福島原発の廃炉も終わっていないし、事故の検証も終わっていないのに、新潟県の柏崎刈羽原発の再稼働を進めようとしています。
東京電力は、「判決内容を精査し対応を検討する」とコメントしているそうですが、個人的には、柏崎刈羽原発の再稼働をあきらめていないところを見ると、あまりにも反省していないという言葉しか出てきません。
福島原発から千葉県まで、直線距離にして300km以上離れています。福島県の住民が、どんな思いで千葉県に避難したのか、国も東京電力も、あまりにも分かっていないように思います。
そんな中、佐賀県東松浦郡玄海町にある九州電力の玄海原発では、来年3月に再稼働を目指しているそうです。
節電要請を出さなくても、電気は足りているはずなのに、どうして原発再稼働ばかり続くのか理解できません。
今回の判決は、九州電力にとっては、他人事だと思っているのでしょうか?
九州電力だけでなく、国も東京電力も、当事者意識がなさすぎるように思います。
「原発なんてお止めなさい」というクレームも、電力会社にとっては、記録に残して終わりで、「ただの雑音」としか思っていないのでしょうか?