未だにこんな状態が続いているのかというのが信じられません。
今日で東日本大震災の発生からちょうど6年半が経ちました。死者行方不明者が2万2000人を数えた大災害ですが、今も爪痕が大きいようです。
今も仮設住宅に2万1500人住んでいることがNHKで取り上げられていました。これは、今年3月時点と比べると、30%少ないそうですが、それでも、この数字の大きさには驚かされます。
津波で自宅を流された人たちばかりではなく、原発事故で、住みたくても放射能が高すぎて住めなくなり、やむなく避難生活を続けている人も少なくないようです。
鉄道や道路は徐々に復旧し、住宅も再建しているところはあるようですが、それとは裏腹に、来年以降も仮設住宅での生活を余儀なくされているところもあるようで、場所によっては、復興の度合いに格差が出ているような感じがします。
また、福島県双葉郡双葉町や浪江町のように、未だに町内全域で避難指示が出ているところもあるようです。
帰りたくても、避難指示のせいで帰れない、これほど酷い現実はないように思います。
にもかかわらず、その原発事故の原因となった東京電力では、新潟県にある柏崎刈羽原発の再稼働を進めているようです。
一時新潟県内で、原発の安全性をPRするCMが流れたようですが、その後、原子力規制委員会の安全審査は合格のめどが立ったようです。
しかし、一度大きな原発事故を起こし、大勢の人に避難指示を出すまでになったのに、どうしてそんな会社が原発再稼働を進めるのか、個人的には一切理解できません。
関東では、原発再稼働がなくても、日本政府から節電要請なんてなかったし、原発事故の検証も十分ではないのに、東電は、原発再稼働ありきで物事を進めているように思います。
東電は、福島県の被災者の気持ちや、新潟県民の不安よりも、金儲け優先の姿勢を鮮明にしているように思います。まさにブラック企業。
6年半経っても、原発事故を反省しているとはどうしても思えません。原発なんてもってのほかと言うだけでは足りないのでしょうか?
こんな節目でもないと、東日本大震災の被害を思い出すのも難しくなってしまいました。しかし、被災者にとっては、今日は節目の日でもなんでもなく、ただの通過点なのかもしれません。