こんな立場の人がこんなことをあからさまに発言するとは信じられません。
富山県富山市の機械メーカー不二越の会長である本間博夫氏が、「富山で生まれた人は極力採らない」と発言したとされる問題。
本社機能を東京に一本化することを発表した記者会見の場でこのような発言をしたようです。
富山の人に限らず、幅広い人材を確保したいという狙いがあったのかもしれませんが、そうだとしても、こんな発言はないだろう、と思います。
生まれた場所を自分で選ぶことはできません。そんな「生まれた場所」を理由に採用試験や面接を受けさせない、あるいは受けても落とす、といった対応をするつもりなのか、というふうに捉えかねないように思います。
また、本間氏は、「富山の人は閉鎖的な考えを持った人が多い」とも発言したとされています。何を根拠にそんな発言したのかはともかく、
こんな発言を見聞きする限り、富山の人にとっては、屈辱的と思っているに違いありません。
個人的には、本間氏の発言は、露骨な出身地差別以外の何物でもないように思います。
不二越は、3400人の社員のうち、8割が富山県出身だそうです。富山県の人たちの雇用に一役買っていたように思うのですが、そんな会社のトップが、富山県の人たちをこんな風に思っていては、この会社の社員の中に、居心地が悪いと思っている人がいてもおかしくないように思います。
個人的には、本間氏みたいな人が会社のトップに居座り続ける限り、公平公正な採用活動は期待できないように思います。