運賃の低い航空会社は、障害者に対する意識も低いのでしょうか? これでは「安かろう悪かろう」でしかないように思います。
鹿児島県奄美市の奄美空港でバニラエアの飛行機に車いすの男性が搭乗しようとした際に拒否され、この男性が自力でタラップを上がったという問題。
同行者が車いすごと抱えて階段式のタラップを上がろうとしたところ、空港職員から規則違反を理由に拒否された為、この男性は車いすを降りて自力でタラップを上がったそうです。
その間、周りの乗客や客室乗務員の人たちは、この男性をただ見ているだけだったはずで、かなり奇異な光景に映ったに違いありません。
また、関西空港で搭乗手続きをした際に、奄美空港で飛行機から降りる際にタラップを利用することを理由に「歩けない人は乗れない」と言われたそうです。
空港によっては、車いすの乗客に合わせた設備がなかったり、車いすの乗客を支援する人が不足していたりすることを理由に、やむなく搭乗を断るケースもあるかもしれませんが、今回の問題は、自力で歩けない男性に多大な負担を強いただけで、あまりにも障害者への配慮に欠けている対応だと思います。
こうしたことから、バニラエアでは、今日から奄美空港に電動の階段昇降機を導入したそうです。
それにしても、「歩けない人は乗れない」という関西空港の係員の発言には、個人的には驚きです。悪気はないにしても、あからさまな差別としか言いようがありません。
これから東京オリンピック等で障害者の人も飛行機を利用するケースが多くなるに違いありません。そんな時にこのような障害者への差別的な言動があったとしたら、快適な空の旅が台無しになってしまうように思います。