やっとの思いで全世界規模で合意したことなのに、どうしてここにきてそれをひっくり返してしまうような決定をするのでしょうか?
アメリカの大統領のドナルドトランプ氏が、パリ協定から離脱することを表明したというニュース。
この「パリ協定」は、地球温暖化対策の国際的な枠組みであり、世界全体の温室効果ガスの排出量をできるだけ早く減少に転じさせようというものです。
しかし、トランプ氏は、大統領選挙戦の時から「温暖化はでっち上げ」と発言し、温暖化対策にかなり後ろ向きだったようです、
例えば、オセアニアにある島国「ツバル」では、平均標高が数mしかなく、温暖化で海面が上がれば、国全体が水没する可能性があると言われています。
日本でも、温暖化により、将来的には、今以上に洪水が頻発すると言われています。
そんな風に、温暖化によって自然災害が起きる危険性が高まっているという現実を自分たちは忘れてはいけないように思います。
しかし、そんな現実を直視せずに離脱を宣言。環境問題よりも自国の雇用を優先する姿勢を鮮明にしたようです。
でも、この温暖化問題はアメリカだけの問題ではなく世界全体の問題です。アメリカさえ良ければ、他の国のことなどどうでもよいというのでしょうか?
今回の離脱決定で喜んでいるのは、アメリカの石油業界や石炭業界だけのようにようにも思えます。
トランプ氏のやっていることは、環境問題よりも自然災害の問題よりも、自国の金儲け優先という感じで、個人的には「ブラック企業」ならぬ「ブラック大統領」という感じがします。
「パリ協定」は、温室効果ガスの排出量が世界的にも多いアメリカと中国が主導したものと言われており、現在は、146か国が締結しています。
この2つの国のリーダーシップがなければ、ここまで多くの国が締結することはなかったに違いありません。
それをこんな環境問題に理解のなさすぎる大統領一人のせいで、これまでの温暖化への取り組みが全部パーになってしまいかねないところまで来てしまったように思います。
個人的には、トランプ氏は、今すぐ大統領を辞任すべきであり、それなしに温暖化を止めることは不可能だと思います。