毎年この時期になると行われる「恒例行事」と言うべきダイヤ改正。喜んでいる人も多いように思います。でも、喜び一色、というわけでもないようです。
今日3/4に行われたJRのダイヤ改正。細かいところでの改正が多いように思いますが、一番目立っていたのが、広島県のJR可部線の延伸だと思います。
これは、2003年に廃止された路線の一部を復活させて、2駅分延伸させたものです。
宅地開発が進んだことと、地元からの熱意で、今回の延伸が実現したようです。こういったことは、近年ではかなり珍しいかもしれません。
JRの路線としては、復活は今回が初めてだそうです。個人的には、よくここまでこぎつけたなと思います。
最近では、JRだけでなく、私鉄でも路線の廃止が相次いでいるだけに、復活は、正直驚きです。これによって、地域活性化が図られることを願って止みません。
その一方で、北海道では、実に10もの駅が廃止されました。中には、JRの駅名を五十音順に並べると、一番最後に来る「蕨岱(わらびだい)駅」も入っています。
これらの駅は、全て無人駅で、利用者がほぼゼロだったそうです。地元の人ですら使わない駅となると、廃止も致し方ないのかもしれません。
しかし、JR北海道の路線の半分が、「単独では維持できない路線」とJR北海道自身が表明していることを考えると、決して安穏としていられないかもしれません。
JR北海道が、将来的には、駅の廃止だけでなく、路線の廃止をも踏み切らざるを得ない程の厳しい経営状況と言われているからです。
こういった赤字路線は、鉄道を残すか、バスに転換するかは、悩みどころかもしれません。でも、バスに転換したら、かえって乗客が落ち込んでしまい、バスも廃止されてしまった、なんていう「最悪の状況」だけは止めてもらいたいと思います。
かく言う自分の住んでいる千葉県では、新駅や新線誕生といった話題がなく、決して盛り上がっているとは言えないように思います。
ただ、JR内房線が、千葉~木更津間が日中4往復→3往復に減らされおり、正直あまりいい話題がないように思います。
アクアラインや館山自動車道みたいな高速道路が整備された関係で、内房線の乗客が減っているのかもしれませんが、鉄道での移動が好きな自分にとっては、あまり歓迎できません。
せっかくのダイヤ改正も「改悪」で終わらないようにしてほしいと思います。