こんな発言をされてしまうと、避難してきた人の居場所がなくなってしまうばかりだと思います。
東電の福島第一原発の事故で福島県から神奈川県横浜市に避難してきた中学生が、同級生に150万円払わされていた問題で、同市の教育長が、いじめと認定するのは難しいと発言したとされる問題。
「同級生らが『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは難しい」と発言したそうですが、個人的には、同級生に肩入れしているように受け取らざるを得ないように思います。
避難してきた生徒にとっては、好きで移り住んだわけではなく、移り住んだ先で、こんな目に遭って本当にお気の毒、という一言では言い表せないように思います。
学校や弁護士に相談して、社会問題としてようやく全国的に認知されていたと思っていたのですが、そんな矢先にこの発言。
これでは、福島県から全国に避難してきた人たちに対するいじめを、教育行政のトップが容認するもので、正直許し難いと思います。
いじめ防止対策推進法が施行されても、こんな発言をする人がいる限り、法律なんてあってないようなもので、いじめ根絶とは反対方向に向かっているように思います。
つい最近も、福島県から新潟県に避難してきた女子中学生が、同級生から名前に「菌」と付けられて不登校になっている問題も発生しています。
全国で同様の問題が起きているだけに、避難してきた人への配慮とか、思いやりとか、そういったものがなくなる風潮が強くなっている感じがします。
これでは、どこに避難しても、生きていくのが辛くなるばかりだと思います。
この問題の教育長は、今すぐ発言を撤回して、避難してきた中学生に謝罪すべきだと思います。
こんな状況が起きても、東京電力は、柏崎刈羽原発の再稼働の考えを止めないようです。
いじめを助長しかねない原発事故を起こしたのに、原因も十分に解明しようとしないままの再稼働など言語道断でしかありません。
東電は、命より金優先の経営をいつまで続けるつもりなのでしょうか?