なくならない過労自殺 | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

広告業界はここまで仕事をしないと儲からないのでしょうか?

 

広告代理店の電通で、新入社員の女性が自殺したのは長時間労働による過労が原因として労災が認められたというニュース。
似たようなケースとしては、ワタミが8年前の2008年に新入社員の女性が、過労自殺し、こちらもやはり労災が認められています。
ワタミのケースでは「365日24時間死ぬまで働け」なる発言が注目を集めましたが、その発言した人が、未だに国会議員を辞めていないのが非常に残念です。
電通のケースでは、自殺する1か月前までは、残業は、労使協定を結んでいた月70時間を超える月105時間に上っていたそうです。
あまりにも過重な労働という感じがします。こんな働かせ方を会社側では把握していたのでしょうか?
電通では、最近ネット広告を掲載していない分まで過大に請求していたことが発覚し、記者会見で謝罪していましたが、それに続くこの問題。
傍から見て、こんなことで会社の経営は大丈夫なのかと思わざるを得ません。
「広告業界のガリバー」と言われている電通といえども、これらの問題の解決策を間違えると、ワタミと同じ運命をたどってしまいかねないように思います。(ワタミは今年の3月期決算で大幅な赤字を計上しています。)

 

最近では、過労死防止法が施行されたり、この法律に基づいて造られた「過労死白書」なるものが作成されたりしたけれど、過労死ゼロへの道はかなり遠いことを今回の労災認定のニュースでまざまざと見せつけられたように思います。
「ブラック企業」と指弾される前に、何らかの対策がなされないと、広告業界に人が集まらなくなるかもしれません。