
アンハッピーハロウィン。
あの子のいないハロウィン。全然楽しくない。
欠かさずやってたイベント。これからはただ寂しいだけ。
だっくんと行きたいところ
だっくんと食べたいもの
だっくんにあげたいもの
だっくんに着せたいもの
だっくんが使いやすいもの
だっくんの体にいいもの
だっくんが楽しめるおもちゃ
だっくんが喜んでくれる場所
そればっかり考えてた。
私のきもちは全てだっくんで出来てた。
だっくんの家なのに、だっくんがいない
こんなに短い人生なら、
だっくんとお別れしてから活動すればよかった。
1分だって1秒だって大切だったのに。
あの日、8年ぶりに ダッフィーを抱いた。
40㎏のだっくんを抱くのははじめてだった。
いろんな意味で大きかった。
最後の病院でも火葬でも
『大型犬より大きいですねー』
って。
『何犬が入ってるんですか?ドーベルマン?』
最初から最後までその聞き飽きて、聞き慣れた質問。一生で何百回きかれたの?だっくん。
きかれすぎて昔はうんざりしてたけど、最近は心地よくなってました。
それがだっくんって感じがして。
ワクチン前のお散歩デビューで抱いた赤ちゃんの頃は、まだ16㎏くらいだった。
それ以来、人の力だけで抱く機会なんてなかったから
久しぶりに抱くだっくんは、重たい上に手足が長すぎてドアから運ぶのも大変だった。
この大きな身体で手足で、ずっと私を支えてくれたんだって思ったら涙が止まらなかった。
なのに私は、だっくんの気持ちにこたえられてなかった。心は98パーセントだっくんのことでいっぱいだったけど、他の子たちや活動のほうに手をとられて、体がむいてなかった。
だから虹の橋が嫌い。
だっくんに対して十分できなかったのに
ありがとうなんて言えないよ。
理解できないわけじゃない。
だって、バロンやみみこやジロになら
『虹の橋で遊ぶんだよ』っていえるから
もし、残ってる子がだっくんだったら『だっくんのために元気ださなきゃいけないよ』って言われたら、うんそうだよねって素直に言えるのに
でもだっくんだから 言えないよ。
だっくんは他の子とちがう。
だっくんだけはだめ。
だっくんは大切な愛犬じゃなくて
大切な愛しい こども。
一緒にわんこのお世話したり、活動したりするのが、だっくんも好きだった。
だっくんは一緒にが好きだった。
一緒じゃなきゃいやだった。
なのに一緒にが減ってた。
大好きなのに。
はじめての犬だった
はじめての子育てだった
夢と希望でいっぱいだった。
うかれていた。
はじめてどうし
一緒に一歩一歩、あゆんできた。
私の全てだった。




























