2017年の事です。

仕事中、突然左目の下半分が見えなくなりました。

あれ?気のせいかな?

なにこれ?

そう思ってるうちに見えるようになりました。


その日すぐに眼科に行きました。

一時的な『視野欠損』

「すぐに治ったのであれば大丈夫でしょう」


ホッとしたのも束の間…


「それより気になるものがあります。」


と先生が見つけてくれたのは


左目の奥の腫瘤でした。


紹介状を書いてもらいすぐ別の病院(眼科が有名)に行きました。

その病院でも色々検査をした結果、


がんの転移の可能性があるのでもっと詳しく検査したほうがいい」

と言われがんセンターの紹介状を書いてもらいました。


が、が、がんセンター?

病院名を聞くだけでがんと言われてるみたい。

私、がんなのか…

妹もがんだし、姉妹だから可能性大だよね…


初めてのがんセンター。

一人で行けると意地を張ったけど旦那が休みを取ってついてきてくれた。

不安で押しつぶされそうだったからありがたかった。


病院までの間、最悪なことばかり考えてしまう。

検索してもこわくなるだけ。

といっても検索しちゃう。

目の腫瘤は婦人系のがんの転移

多いらしい。


婦人系のがん…妹…


とにかく不安だった。


検査は瞳孔を開く処置をしてから(目薬)

暗い部屋で検査をする。

よくわからないけど腫瘤の部分を撮影してるのかな?


その間、目を見開いていないとダメで

それがもうとにかくつらい


ほんとにつらい

まぶしいし、数秒も開けていられない。

(この時はドライアイだってわからなかった)


声の大きい検査技師(男性)に何度も言われる

「もっと目を開けてください!」

「まばたき我慢して!」

「もう一回」

「まばたきしないでください!」


だんだんがあふれてきた


がんかもしれない不安

出来ない自分…

なんで目を開けてられないんだろう

がんばって開けてるのにできない


涙がとまらなくなって検査は中断された


落ち着くまで待合室にと言われた。

待っていた旦那を見てまた涙が止まらなくなった。


しばらくしたら落ち着いたので

(申し訳ないけど)検査技師を女性の方に代えてもらい検査を再開した。

女性の方はとても優しくて指示も的確でわかりやすく

スムーズに終わった

(さっきはなんだったんだ…)


転移の可能性もあるので体の隅々まで調べた。

MRIから血液検査まで。


その結果、転移の可能性は少ないけどゼロではない。

良性か悪性か調べることは出来ない

目の腫瘤を調べる=目が見えなくなる

らしい

腫瘤の大きさに変化がないか

定期的に見ることしかできない


というわけではじめは3ヶ月に一度の定期検診でしたが

腫瘤の大きさに変わりなく

今は半年に一度、がんセンターに通っています。


いつか腫瘤が大きくなる…??

いつか目が見えなくなるかもしれない??

その不安が常にあります。


目が見えるうちにできることをしておこう目

たくさん本を読もう本

気になる韓流ドラマ見よう(Netflix様様)

きれいなものを見ておこうぽってりフラワー

かわいいのを見ておこうカラオケ

(推しとか推しとか推し)←結局そこに繋がる指差し


健康に日々を過ごせることが

どんなに幸せなことか…

とにかく無理をせず自分のできることを

自分のできる範囲でやる


背伸びする自分、見栄を張る自分はもう卒業

ありのままの自分を受け入れて

残りの人生楽しくたくさん笑って過ごせたらいいな



お読みくださりありがとうございました。



ありのままの自分を受け入れよう✨

自分を好きになろう✨