いつか努力は報われる ~VS柏レイソル
我が部署に4月から異動で来た入社8年目のA吉は超ネガティブ男だ。
同期の社員ははや役職もつき、自分は毎年のように異動を繰り返す。
そしていつもペーペー扱い。
前々から彼の存在は知ってはいたが、どうも目立たない存在。
まず覇気が無い。
多分力は持っているだろうに、惰性に流されて過ごしている感がある。
そんな彼が私の元にきた。
先日とある場所で飲んだ際のこと。
「どうせ僕は」「一応」「それなりに」
そんな後ろ向きな言葉が目に付く。
まず彼には責任を持った仕事を与えないといけない。
私は彼に1つの仕事を与えることにした。
「自分には無理ですよ・・・」
まず彼の口からはこんな言葉が出た。
決して無理ではない。
いままで責任を持たされることも無く、人の後をただ着いて行くことしかやらされていないだけだ。
8年間やってきたことは絶対無駄ではない筈。
私は彼を信用して起用するし、彼も今までのことは忘れて前向きに、ひたむきに仕事をする。
必ず結果は出る、必ず努力は報われる。
期待しているぞ!!A吉!!
柏レイソル戦、1-0。
ついにホーム初勝利。
あまりにも長かったホームゲーム勝利に格別の思いがこみ上げてくる。
義成の代役、水原選手は10年ぶりのJ1出場。
しかも初先発でほぼデビュー戦に近い。
30歳の苦労人がようやく華やかなスポットライトを浴びた。
驚異的なスーパーセーブを連発、足がつりながら満身創痍の戦いに感動を覚えた。
ヴェルディに移籍してから2シーズン目、義成選手の出場停止で得たチャンスをしっかりものにした。
試合に出られなくても腐らず、若手の先頭に立ち黙々と練習に打ち込む姿をグラウンドで目にしていた。
こういう縁の下の力持ちがいるからこそ、チームは安心してまとまることが出来る。
本当にすばらしい。
いつか努力は報われる。
改めて思った大きな大きな1勝であった。
文責 オーウェン
緑の誇り ~VS鹿島アントラーズ
よみうりランドのヴェルディクラブハウスによく練習を見に行く。
そんな時、感じるのがヴェルディの選手のファンに対する丁寧さだ。
クラブハウス前に出待ちしているファンに一人一人丁寧に対応している。
小さな子供たちに写真を一緒に撮ってあげたり、サインをしてあげたりと。
ランドに練習を見に来る人達にとってはやはり選手と触れ合える意味ですごく大事な時間なのである。
練習で疲れているだろうに本当に頭が下がる思いである。
すごくほほえましい光景だ。
J開幕当初ではここまで選手も対応はしていなかった。
まあ勿論個人差があるのは否めないところだが、なかでもワシントン選手、山田キャプテン、相馬選手、ダイゴ選手、ヨシユキ選手、柳沢選手等は素晴らしく感じる。
そして極め付きは高木義成選手だ。
この人は本当にファンを大事にしてくれる。
試合前もサポーター席へ必ず手を振り、ブログへの参加も一番乗り。
小さな子供を抱えて写真をとっている姿を何度も見る。
社交的な性格であることは勿論、常にプロとして緑の誇り、ファンへの感謝が見て取れる。
プロの中のプロ。
全ての意味で本当にフェアプレーである。
だからみんな義成選手が好きなのだ。
DFが乱れ大量失点しても誰も義成選手が悪いとは思わない。
逆に記録として残るのは義成選手、かわいそうだとさえ思う。
ロスタイムでの退場。
フル出場を目標にしていたのに次節出場停止、また昨年フェアプレー賞を受賞して一発レッドには本人が一番責任を感じているのではないだろうか。
でもあれは仕方が無い。
はっきり言ってオフサイドではないか?
(実際はDF全員がセンターラインを超えていたようだが・・・)
GKとしてあの場面ファールも致し方ない。
ファンもチームも誰も義成選手が悪いなどと思わない。
連戦での疲れを取って少し休みを取って欲しい。
チームは大丈夫、貴方の分まで代わりに出場した選手が頑張ってくれるはずです。
試合に関してはすごく良かった。
でもあのPKで諦めていなかったのは多分ワシントンだけ。
最後誰もポストがはじいたボールを追いかけていなかった。
球際の弱さ、これが首位と15位の違いである。
この悔しさを、次節柏戦で晴らして欲しい。
ホーム初勝利までもう少しと感じたのは私だけではないだろう。
緑の誇りを胸に、きっと勝利はすぐそこに来ている。
リンク:スポニチ J得点王がピンチGK
文責 オーウェン
桜散り緑の5月のはずが・・・ VSセレッソ大阪戦
世間はGW。
でも私の仕事に休みは関係無い。
デスクにてPCをカタカタ・・・と。
勿論チェックするのはセレッソ戦。
2時間張り付いて結局0-0。
めちゃめちゃ面白くない!!!
ネットでチェックしてて点が入らないほどつまらない試合は無い!!
いったいどうしてしまったのだろう?
点を取ればそれより多く失点。
無失点に押さえれば点が取れず。
ゲームを見ていないのでなんとも言えないが、きっと最近の試合のままだったんだろうな・・と。
寂しい。。。寂しすぎる。
天皇杯チャンピオンが15位じゃマズイだろ!!
黄金の4連戦がここまで0勝1敗2分、勝点2。
しかも最終はアウェーの鹿戦。
早くも終戦となるか否かはここで決まる。
もはやトーナメントの気持ちで戦って欲しい!!
頼む!!とにかく勝点3を!!!!
柏サポ事件 ~他人の振り見て我振り直せ~
サポーター乱闘でけが人=柏サッカー場-Jリーグ(時事通信)
23日、千葉県の日立柏サッカー場で行われたJリーグ1部の柏-名古屋戦の試合後、両チームのサポーターが乱闘となり、けが人が出た。
柏のチーム関係者らによると、試合終了後、0-2で敗れた柏のサポーター約40人が名古屋側のサポーター席になだれ込んだ。双方で十数人のけが人が出ているもようで、数人が救急車で病院に運ばれた。応急手当てを受けた人の多くは軽いけがという。
大野辰巳マッチコミッショナーは「柏に対して、乱入したサポーターを特定して断固たる処分を取るよう要請した」とのコメントを発表。これを受け、柏の小野寺重之社長は「深くおわびする。早く(問題を起こしたサポーターを)特定して、それなりの処置をきちっとする。最低でも(サッカー場への)出入り禁止。甘いものではない」と話した。
他人事ではない。
負けた柏サポがどうしても『暴徒化』みたく書かれてしまいがちだが、どちらか一方が悪いと言うことも無く、どちらも悪い。
恐らく名古屋側も挑発ともとれる行動をしているだろうし、それにのって乱入した柏側も悪い。
こういう事件があるとどうも『サッカー=フーリガン』的なイメージを残してしまう。
一般の方々はどうしても「サッカー観戦に行こう!」と思わなくなる。
ゴール裏の欅の中に混じらない方々が居るのも解るし、応援団がいるからゴール裏には行かないって人も出てくる。
子供連れの方なら尚更だろう。
実際、他よりもお行儀が良いと思われるウチもその可能性が在る。
先々週負けた大宮サポ(ふざけた外人!!)がヴェルディ側を挑発していた。
改めて思う、腹は立つが挑発に乗ってはいけない。
サッカーはスポーツである。
スポーツである以上、暴力では何も生み出さない。
ウチのクラブハウスに落書きした某サポにしてもそうだし、イラン戦後の北朝鮮もそうだった。
はっきりいって、ただ哀れに思う。
他人の振り見て我振り直せ。
良いことは一つも無い。
新潟戦後のベレーザの試合を観戦。
澤さんと忍のゴールで2-0で快勝。
そこで感じたことをひとつ。
Lリーグはアマチュア、ブーイングも無い。
そんなときベレーザのサポと東京電力のサポがお互いにエールを交換していた。
凄く微笑ましくその光景を見ていた。
新鮮で気持ち良かった。
ある意味Jにも獲り入れるべきでは?と感じた一瞬だった。
文責 オーウェン
ワシントン来襲! VSアルビレックス新潟
元旦以来の国立。
やっぱり聖地・国立には特別な思いが在る。
サッカー専用球技場ではないのでフィールドの周りにトラックがあり、決して見易いとは言えない。
先週大宮に行った時に物凄く臨場感があり、小さい球技場だが「あ~ものすごくいいな~」っていう感覚があった。
勿論、味スタも普段慣れていることもあり凄く好きな場所だ。
しかしやっぱり国立は、国立だ。
それはサポーター以上に選手達にとってもそうなのだろう。
何かの記事でジーコが視察、と目にしたがしっかりとヴェルディの選手達を見ていって欲しい。
そしていつの日かヴェルディの選手が多数、国立でJAPANブルーを纏い暴れる日を夢見ている。
私にとって国立はそんな、希望の場所である。
ワシントン国立来襲。
配布ポスカにはこう書いてあった。
物凄く良いコピーだと思う。
結果的にゲームもそのとうりの内容だった。
スコアは2-2のドロー。
ワシントンの2ゴールでチームはなんとか追いつき勝ち点1を拾った。
楽に勝てる試合だったとも言えるし、良く追いついて引き分けられたとも思える。
最近どうもこういう試合が多い。
やはり失点が気になる。DFがどうもしっくり行かない。
思いきってメンバー変更、たとえば林を外して戸田中心にしてみれば?とも思う。
ともかく守備面は大胆な変革が急務だ。
そんな中でもワシントンは流石だ。
少ないチャンスをきっちり結果に残す。
これで得点ランキングもトップタイ。
これからも多くの得点を生み出してくれると思う。
逆に心配なのは一樹と大吾。
大吾はやっぱり真中で自由にプレーさせた方が良いように思う。
どうも本来の輝きが見せられていない。
もっと心配なのは一樹、あの1対1を外したことで本人もナーバスにならなければいいが・・・
不慣れなトップ下(見てると凄く面白いと思うのだが)でFW唯一の無得点。
ゴールが欲しくてたまらないのは当然だろうが、どうも得点に恵まれない。
もしPKがあれば1度ぐらいはけらしてあげて欲しいと思う。
先週の1点目も一樹の突破からだった。
チームもサポもやっぱり盛り上がらない。
一樹のゴールなしに上へは行けない。
ここは正念場、一樹がんばれ!!!
今週からGW4連戦、特に上位チームとの対戦。
まずは瑞穂でのグランパス戦。
強固な守りを突破して絶対勝点3を獲ろう!!
文責 オーウェン
衝撃 ~マチダが緑になった日~ VS大宮アルディージャ
木漏れ日のなか大宮公園の散りかけた桜並木を歩く。
大宮には初めての遠征なので駅を出てから、オレンジを着たサポーターの背中を頼りに歩く。
初めての球技場でもこれで間違い無く辿り着く。
今日は必ず勝つ!!気合を入れて歩を進める。
そんな時携帯が鳴った。O山からだ。
『うい~っす。今起きましたよ~』眠そうな声だ。
『いや~昨日ちょっと飲みすぎちゃいましたよ~。もう起きてました?』
当たり前だ!!今もう大宮だよ。
『大宮?ああまたヴェルディですか?好きですね~』
O山は3月末まで我が部署に居た一番の若手社員。
4月からは編成上、新天地にレンタル移籍(ひょっとすると完全?)させた。
なんとか成長してがんばって欲しい。
そんな彼の持ち味は天然キャラだ。
いつもF巻のオモチャ的存在だ。
月曜定例のミーティングはとりあえず私とF巻のヴェルディの話題から始まる。
O山、お前稲城市民なんだからちょっとはヴェルディの応援しろよ!!と私。
そう何を隠そう彼の自宅はヴェルディグラウンドから僅か10分程度。
元旦の天皇杯決勝のチケットも遅刻しても良いからクラブハウスに買いに行け!!!と指令を出したこともあった。
『いや~僕サッカーに全然興味無いんですよ~。だってヴェルディの選手って誰が居るか殆ど知りませんもん』とO山。
失礼な!!誰知ってるんだよ!!と私。
『森本とワシントン』(なるほどな)
『え~とアツ?』(もういね~よ!!)
『髪の毛ヘンな人!』(卓サンのことか?)
『キーパーのヨシタケ』(ヨシナリだよ!!)
『あとカズキ!!苗字知らないけどいつもボスが言ってるから』(下の名前しってんじゃね~か!!)
【結構知ってるじゃん!!やばい洗脳されるな!!】とF巻が突っ込む。
地道な活動?で我が部署も徐々に緑化計画進行中だ。
3-2。逃げ切り!
ワシントンの2ゴール、マチの移籍初出場初ゴール。
試合後シャイな町田は嬉しそうに手を振りすぐにベンチに帰ってしまった。
サポーター席から初の「マチダ、タ・ダ・ミ・チ・・・・・」コールを一生懸命しても遠くから手を振るのみ。
暫くして他の選手から促され、やっとサポータの輪の中に。
ちょっと照れくさそうにサポと握手する町田選手、やっとヴェルディの一員になれたね。
本当に良かった。
サブでも一生懸命練習してる貴方をサポも待っていたんだよ。
本当に、本当によかった。
そんな時、O山から電話。
『さ、さ、さ、皐月賞大変な事になってますよ~』
私のペーパーオーナー馬(シックスセンス)が2着に突っ込み3連単万馬券が大的中、衝撃的(1着はディープインパクト)な一日となった。
地味な存在だけど常に懸命に走って晴れの舞台に大仕事。なんか誰かとダブって見えた。
マチの初ゴールもあったしこれから祝勝会だ。(勿論私の奢り)
『マチダ?その人知りませんよ~』
町田選手、これからゆっくりと名前洗脳してくるからね・・・
文責 オーウェン
第5節 VSサンフレッチェ広島 ~酷すぎる・・・~
今、会社に戻ってきた。
もちろん味スタから。
スケジュールを調整して水曜日のナイトゲーム。
はっきりいって行くべきではなかった。
ただ疲労感と空虚な苛立ちのみが身体に残った。
1-4。惨敗だ。
感覚的にはもっと酷い。
サンフレッチェでなければあと3、4点は入っていてもおかしくなかった。
おまけにウチは得点の匂いさえしなかった。
しいてあげればモリからのラストパスをワシントンがシュートミスした場面ぐらいか・・・
まるでお互いのチームのユニフォームを交換しているかのごとく見えた。
ウチがやるべきゴール前でのパスサッカーを面白いように相手にやられてた。
戦う姿勢が今季初勝利のサンフレッチェとは大きく違っていた。
サポーターの声援、コールが3000人余りしか居ない味スタに痛々しく響いた。
ショックだ。
サポーターも選手もスタッフも今日は多くのものを無くした。
天皇杯制覇、ゼロックス奇跡の逆転V、無敗のヴェルディ、今は遠い昔となった。
選手もサポーターも勝つことに慣れてしまった。
もう一度考え直さなければなるまい。
ヴェルディは決して王者ではない。チャレンジーである。
ひとつのボールを一心不乱に追い、声をあげて選手を鼓舞する。
お互いに基本を少し忘れてはいないか・・・もう現実に戻ろう。
あえて言う。ヴェルディは決して強くは無いのだ。
ただこのままでは終われない。
強くはないのかもしれないが、強くなれるチームであると信じたい。
試合後のゴール裏の騒然とした雰囲気、多分選手達には堪えただろう。
でもあの状況で「東京ヴェルディ!!」と叫び続けた、数少ないサポーター達の方が本当は傷ついていたのだ。
チームは明日から週末の大宮戦に向けて再スタートする。
相馬選手不在、山田キャプテンの負傷も気になる。
健太郎も不用意な退場で出場停止。
チームを根本から変える良い機会かもしれない。
最近どうもゴール前での不用意なパスが気になる。
テクニックに頼りすぎて「外に出す」⇒「切る」基本を忘れていないか?
外からの展開が無い。
J初出場の久場を使うのも面白いし、モリ先発もいいかもしれない。
抜本的な建て直しを期待している。
追伸 オジーの試合後のコメントが気になる。選手のブログも明日は要注目だ。
文責 オーウェン
帰国 VS川崎フロンターレ
2週間ぶりに成田に立つ。
6時間の車移動の後、15時間のフライト、身体は錆付いたように重い。
やはり長旅にエコノミーはつらい。せめてビジネスにして欲しいものである。
どこもそうだろうけど会社というのは社員にはせこい。
ちょっとぐらい貴重な労働力に経費を使っても良いのになあと本当に思う。
あんたらが無駄金使ってるの知ってるんだぞ!!と心の中でだけ叫んでみる。
こうゆう気弱なサラリーマンが日本の礎を築いているのである。
早く家に帰りたいのは勿論だが、私には行くべきところが有る。
出国手続きを済ませ、荷物から戦闘服を取り出す。
向かうは、いざ等々力へと。
パソコンが使えなかったのでここのところのヴェルディの内容はいまいち解らなかった。
結果のみはF巻から聞いていたのだが、内容はいつ聞いても「弱いな~」しか云われないので信憑性は全く無い。
しかし、負けてはいないのだが、思ったより苦労した試合をしているようだ。
実際自分の目で今のチーム状態を確認したいと思う。
疲れを吹き飛ばすような快勝を見せて欲しい。
結果は0-1。
ものすごく疲れた。
相馬不在が大きいのか、ワシントンが研究されたのか、たまたま調子が悪かったのか?
単調な攻めに、クロスからの展開も無く、全くもって得点の匂いがしなかった。
挙句の果てに後半良い時間帯での痛い失点。
ジュニーニョは押さえていたのに、カウンター一発。
家に帰ってから他の試合のVTRもチェックしてみるが・・・あまりチームの状態は良くはないらしい。
もっともっと良いチームであるはずだ。
もっともっと想像力の豊かなチームであるはずだ。
少し先行き不安な(優勝!と思ってるのに)ゲームだった。
来週は水曜にホームゲームが有る。
どんなことしても立て直し、勝点3を取らなければならない。
気合を入れよう!!!
帰ってからブログを書く途中で寝てしまった。
不在中読者になって頂いた方々、コメント頂いたヴェルディの田中さん、ありがとうございました。
地道ながらブログかいていこうと思いますので宜しくお願いします。
文責 オーウェン
ナビスコ予選 VS川崎フロンターレ
困った。今日は仕事より大事なナビスコ初戦。
しかし自分が居なければならない・・・
仕方なく午前中から、らしからぬ猛スピードで働く。
しかし無情にも時間は午後14:30分。
「すまん、F巻。俺には大事な戦いがある。ここはお前に全て任した・・・」F巻がトイレに行っている隙に書置きを残して私は旅立った。
いざ味スタへと。
しかし車は渋滞。はやく行かなければ・・・心だけが焦る。
そんな中、F巻のメール。
ヤバイ!!!もう抜け出したのがバレてしまったのか・・・
恐る恐るメールを見る。
「ホームで前半で0-3。弱いな~」
何!!!!!もう3点も取られたの???
もうすぐ着くのにテンション下がりまくり(TT)
しかしF巻。仕事抜けたことより、我がチームが負けてるのを喜んでやがる。。。お前のそんなところ結構好きだよ。
やっとスタジアムに到着すると後半キックオフ直後。
しかも0-4じゃん!!どうなってんだ、我がチームは???
でも大丈夫、私が駆けつけたからには絶対勝つ!!
(まあ流石にむずかしいだろうなあ・・・)
そこからは怒涛のゴールラッシュ。
ワシントンのPK、相馬から大吾のフィニッシュ、森本ツーゴール。
本当はもう一点平野の幻のゴールがあったのになあ~
良いトコどりでなんで前半4点も取られたのかさっぱりわからなかった。
私的にはめちゃめちゃ面白い試合だったけど、結果は引き分け。
ジキルとハイド。
ここらあたりがヴェルディのよくわからないところだ。
どうしても去年のナビスコ準決勝を思い出す試合だった。
あの時は最終的に負けたけど感動した。
でも今日はそれほどでもない。
何故ならあの時とはヴェルディの置かれてた立場が違う。
追いついたことはやっぱりすごい。奇跡に近い。
でもタイトルを取り、リーグ戦も優勝を狙っていこうと思っているなら前半で4失点することのほうが問題なのだ。
チームもそのあたりをもう一度考えて次週を迎えなければ行けない。
このままでは優勝なんて出来ないぞ!!!
まあ何はともあれ負けなくて良かった。
今年は確実にトーナメントに進めるのはグループリーグ1位のみ。
まだまだ挽回は効くし、来週のアウェー広島戦は確実に取りたい。
「本当はちゃんとできる子なのに・・・はじめからちゃんとやればいいのに・・・」
子供の頃、母親によく言われたことを思い出してしまった。
今なら良くわかる。私も年を取ったなあ~
川崎フロンターレ戦を前に・・・
そこに一昨年ぐらいから割り込んでくる人間がいる。
派遣社員のI井氏だ。
彼曰く自称サッカー通らしく、しかも浦和レッズのサポーターとのこと。
ことごとく他チームの評論を繰り広げる。
「いや~ヴェルディには正直負ける姿が想像できないですよ~」
大きなお世話である。
昨年の7失点の悪夢が蘇る。
今年こそはレッズには仕返ししたいと密かに燃えている日々である。
そんなI井氏がここの所おとなしい。
ご存知のとうりレッズは開幕鹿島戦に破れ、先週はこともあろうかJ2から昇格したばかりの川崎フロンターレにまさかの3失点でなんとか追いつくのがやっとだった。ここまで勝ち点1のみは彼にとっては大誤算だったのだろう。
開幕前、私の優勝予想はマリノス、ジュビロ、レッズにヴェルディがどう食い込んで行くか?と考えていた。前述2チームはACLもあり、代表戦にも相当選手を持って行かれる。レッズも同様に代表選手を抱えており、どう考えてもヴェルディの独走だ!!との見解だった(F巻からは日テレの解説者みたいだ!!って突っ込みはあったが・・・)
そこに来て3チームともスタートダッシュは不発、ますますヴェルディ優勝の確信を掴んでしまった。
「J2クラスに3失点は流石にまずいでしょ~」F巻がからかう。
「何を言ってるんですか?フロンターレの攻撃力はJ屈指ですよ!最初から僕はフロンターレは強いって言ってたでしょう!!そんなこと言ってるからサッカー知らないって言うんですよ!!フロンターレとやってみれば解りますよ!!」と少し怒り気味に吐き捨てた。
ならば今週我がチームが強いって事を証明してやろう。
確かに川崎フロンターレの攻撃力はすばらしい。
特にジュニーニョはエメルソンクラスであると思う。
先週引き分け狙いで守り続ける相手に取りこぼしてしまった我がチームにとって、全く違うタイプのチームに対応できるか?という良い練習にもなる。
相手が前がかりに攻めてくるだろうが、Jナンバーワンのポゼッションを誇るヴェルディに取って大量得点も望める格好の相手だ。
リーグ戦前にナビスコでフロンターレとやれるのは力量を図る上で好都合だし、レッズとの尺度にもなるだろう。
そうゆう意味で今週末は今シーズンを占う大事な一戦だ。
最後にI井氏を斬って終わりにしたい。
レッズサポーターだってゆうじゃな~い~
けどアンタ・・・
「レッズの試合、生で見たこと無いですから~残念!!!
ブームに乗っかったなんちゃってレッズファン斬り!!!!!!」
追伸 F巻、おまえは本物のサポーターと認めるよ(笑)
文責 オーウェン