緑の誇り ~VS鹿島アントラーズ
よみうりランドのヴェルディクラブハウスによく練習を見に行く。
そんな時、感じるのがヴェルディの選手のファンに対する丁寧さだ。
クラブハウス前に出待ちしているファンに一人一人丁寧に対応している。
小さな子供たちに写真を一緒に撮ってあげたり、サインをしてあげたりと。
ランドに練習を見に来る人達にとってはやはり選手と触れ合える意味ですごく大事な時間なのである。
練習で疲れているだろうに本当に頭が下がる思いである。
すごくほほえましい光景だ。
J開幕当初ではここまで選手も対応はしていなかった。
まあ勿論個人差があるのは否めないところだが、なかでもワシントン選手、山田キャプテン、相馬選手、ダイゴ選手、ヨシユキ選手、柳沢選手等は素晴らしく感じる。
そして極め付きは高木義成選手だ。
この人は本当にファンを大事にしてくれる。
試合前もサポーター席へ必ず手を振り、ブログへの参加も一番乗り。
小さな子供を抱えて写真をとっている姿を何度も見る。
社交的な性格であることは勿論、常にプロとして緑の誇り、ファンへの感謝が見て取れる。
プロの中のプロ。
全ての意味で本当にフェアプレーである。
だからみんな義成選手が好きなのだ。
DFが乱れ大量失点しても誰も義成選手が悪いとは思わない。
逆に記録として残るのは義成選手、かわいそうだとさえ思う。
ロスタイムでの退場。
フル出場を目標にしていたのに次節出場停止、また昨年フェアプレー賞を受賞して一発レッドには本人が一番責任を感じているのではないだろうか。
でもあれは仕方が無い。
はっきり言ってオフサイドではないか?
(実際はDF全員がセンターラインを超えていたようだが・・・)
GKとしてあの場面ファールも致し方ない。
ファンもチームも誰も義成選手が悪いなどと思わない。
連戦での疲れを取って少し休みを取って欲しい。
チームは大丈夫、貴方の分まで代わりに出場した選手が頑張ってくれるはずです。
試合に関してはすごく良かった。
でもあのPKで諦めていなかったのは多分ワシントンだけ。
最後誰もポストがはじいたボールを追いかけていなかった。
球際の弱さ、これが首位と15位の違いである。
この悔しさを、次節柏戦で晴らして欲しい。
ホーム初勝利までもう少しと感じたのは私だけではないだろう。
緑の誇りを胸に、きっと勝利はすぐそこに来ている。
リンク:スポニチ J得点王がピンチGK
文責 オーウェン