わたしのしらなかったこと -32ページ目
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生活の免許、生活の資格

  私たちが免許や資格を取る時に、学ばなくてはいけない事の多くは、その分野の法律だ。

自動車免許も、危険物取扱者の資格も、ハンググライダーの免許も、法律に関する知識が試験に出される。



しかし、これらの免許や、資格を要求されない分野での法律は、どうやって浸透させればいいのだろう?


例えば、物を盗んではいけないという事は、子供の頃に親から教えてもらうものだ。


しかし、パソコンで、違法ファイルをダウンロードしてはいけないという事は、知らない親も多いだろうし、ネットを活用していく中で、自然と覚えていくしかない。


これでは、法律違反と知らずに、違法ファイルをダウンロードしてしまう場合があるだろう。



また、マクドナルドのコンセントで携帯電話を充電することは、最近はお店も容認して、むしろコンセントを各席に用意しているくらいだが、今から10年ほど前は、盗電行為として認められていなかったと思う。


この様に、色々な事が新しく変わってきて、それに対応しなくてはいけないのだから、政府は、生活に関する法律や、指針を国民に示してほしい。


また、5年に一度でも、それを試験する場があっても良いのではないかと思う。



そうすれば、新しい法律にも、忘れていた事にも気が付くことができて、生活マナーも良くなり、日本人の品格も向上すると思う。


飲酒運転がこれ程減ったのは、そういった努力のたまものだと思うから。



ただ、すべての法律を、どんな時にも守らないといけないとは思わない。


あくまで、法律を知った上で、色々な行動を自分の意思で決めたいと思うから。




ワインボトルの傘

普段使っているのはこの傘。

ワインボトルの形をしていて、持ち手がネックの部分。


そして、筒はプラスチックで出来ていて、


その中に折りたたんだ傘本体を入れるようになっている。



最初は、おしゃれだな~と思って買ったのだが、


使い始めてみて、とても便利なものだと気付いた。


濡れた傘もぴっちり密封できるので、


傘に付いた水滴が染み出てこないのだ。


なかなか良い物。長く使い続けたい。


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生活保護と、善良な市民と、嘘発見器と、電子マネー

生活保護費が、自治体の大きな負担の一つとなっている。

その原因の一つとして考えられるのは、不正受給が挙げられるだろう。

実際には働けるのに、生活保護を受けたり、不正な手段を使って受給するケースなど。


本来、生活保護は、善良な市民がやむを得ないケースで受けられるものだ。

それならば、いかにして「善良な市民」であることを証明するのか。

それを役所は書類等で確認するのだが、それだけでは当然偽装されてしまう。


今の世の中なら夢物語かと思われるかもしれないが、高精度な嘘発見機を開発すれば、これらの問題は解決されるだそうし、多くの犯罪も抑制される。

あなたはこのお金を正当につかいますか?正当に使っていますか?と尋ねて、どの程度のやましさが計れればいいのではないか。

また、あなたはこの犯罪に関与していますか?犯人ですか?と尋ねて、確実に判別できるようになれば良いと思う。


タイムマシンやワープは無理だとしても、この技術ならなんとか実現できるのではないかと期待する。



あと、生活保護費は、すべて電子マネーで支給したらどうだろう。


不正な物は買えないように、煙草や嗜好品は買えないようにロックをかけることも技術的にはできるだろう。


また、領収書も自動的に役所へ電子データで送られるのだから、そこで不自然な買い物は自動でチェックできるようになる。



技術とは、時代に沿って開発されるものだし、時代に沿って運用することが大切だと思う。

西村しのぶ

彼女は、自他共に認める遅筆の漫画家で有名だ。


今連載中の漫画はおそらく4~5本程で、そのどれもが単行本1冊出すのに、2~5年程かかっていると思う。


そして、今日本屋で見た西村しのぶのRUSHという本の帯が面白かった。


5巻まで出るのに、少なくとも10年以上はかかっている。


わたしのしらなかったこと-帯に注目

彼女の漫画のファンになったのは、17~18年ほど前からだが、作風も変わらないから、未だに続刊を待ち遠しい。

どんなに遅筆でも、読者は離れないし、出る単行本は売れる。


こんな仕事の仕方ができるようになったら、さぞかし楽しい生活だろう。

マイクとイヤホン

マイクとイヤホンは、原理的に同じものだそうだ。

だから、イヤホンをマイク端子に差し込めば録音ができるらしい。


そして、マイクをイヤホン端子に差し込めば、音が鳴るらしい。



発電機とモーターが同じ構造だということと同じことなのだろう。


電気はとても面白い。



この前、発電機をいくつか連結して同じ軸上にのせて、その発電機の回転させる側の磁石を少しずつずらすことで、発電抵抗を大幅に減らすことに成功したと、ニュースにのっていた。


発電機なんて、もう相当長い時代で利用されているのに、この現代になって、こんな単純な原理の画期的な発明が産まれるのはとても面白い。

お風呂場に洗濯物

天気の悪い日には、お風呂場に洗濯物を干すことが一般的らしい。

でも、私からすると、お風呂場なんて、一番湿気のこもるところだし、換気扇をつけたってお風呂場に溜まっている湿気のせいで湿度はあまり下がらないんじゃないかと思う。

だから、お風呂場に干すくらいなら、普通に部屋の中で干した方が良いんじゃないかと思うのだけど、どうだろう。


お風呂場で洗濯物を干すためのグッズは色々と売られているし、恐らく正しいんだと思うけれど、いまいち納得がいかない。

サイコパス

良心を持たない人間を、サイコパスと言うそうだ。

割合は、多く見積もって25人に一人。


クラスに1人はいる計算になる。



周囲の気遣いや、親切を踏みにじり、自分の利益をすべてに優先する。


そのため、一見魅力的に見えても、深く付き合うと深い傷を負うことになる。



この話を聞いてから、私もこれまでにサイコパスと言われる人と出会っていたことを知った。


自己中心的、一見魅力的、関わると傷つけられる、といった特徴を備えていた。



しかし、このような特徴は、私たちからみたら非情に思えるが、本人達からしたら、それが常識なのだろう。


例えば、私たちよりもはるかに倫理観が高く、優れた人達から見たら、私たちが、非情で、無駄が多く、愚かな人間だと思うだろう。



要するに、人の行動は、その人にしか理解できず、その前提に立って付き合うべきだと言うことだ。


あくまで、他人は理解できない。


だからこそ、他人を思いやり、分かり合おうと歩み寄ることが大切になるのだと思う。

携帯電話

WHOから、携帯電話に発ガン性リスクがある可能性が高いことが発表された。

さて、私たちはどうしたらいいだろう?



原発問題なら、反対や賛成を意見しても、自分たちがそれを実行するわけではないために、無責任に発言することができてしまう。


しかし、このような、誰しもが持っているものに対しては、行動で示すこととなるため、責任はすべて自分が負うこととなる。



携帯電話が危険だから、使うのを止めるか、ハンズフリーにするか、そのまま使い続けるか。


恐らく、多くの人はそのまま使い続けると思う。


そして、リスクがあると思い続けながら使うのは、ストレスがかかる。


だから、リスクが無いものとして、使い続けるだろう。



そうやって、世の中の色々なリスクが、深く考えられないまま埋没していって、いざそのリスクが表面化したときに、どうして対策しなかったのか、と言われることとなるのだろう。


今見えている問題に対しては必死になるが、将来発生するであろう問題に対しては、忘れられてしまっていることが多いのだと思う。

行旅死亡人

亡くなっている人が身分不詳で、かつ、遺体の引き取り手の無いものを、行旅死亡人と言うそうだ。

そして、その地域で発生、発見された行旅死亡人は、その自治体で火葬に付され、そのことを官報に載せられる。



そのデータベースがあるのだが、その中で、不謹慎ではあるが、面白いものを見つけた。


http://theoria.s284.xrea.com/corpse/2011-05-27.html


身長も分からない程の遺骨だったら、普通にこの旧石器時代の遺跡から出土した、歴史資料だろう。


それを火葬してしまい、しかも行旅死亡人として扱うなんて、とんでもないお役所仕事だと思った。



恐らく、

遺跡から人骨が出た

一応、警察署に届けよう

警察は、身元不明の遺骨は行旅死亡人として火葬するように指示

疑問を抱かず火葬、官報へ載せる
といったことをしたのだと思う。


まるで笑い話の様だが、社会で働いてみて何年か経つと、だんだん理解できるようになる。

オーナー社長

うちの会社は、ずっとオーナー社長が経営していて、一昨年に大企業に買収された。

元々、それ程経営に熱心ではなかったオーナー社長が、会社を売り渡した形だ。



それでも、会社の環境はすぐには大きく変わらなかったが、オーナー社長から、大企業から来たサラリーマン社長に変わって、色々と変化が見て取れた。


それは、会社のお金の使い方。



オーナー社長は、自分の会社のお金は、すなわち自分の物であるから、色々興味のあることに、好きな様にお金を使い、そのほとんどを失敗していた。


それでも、先代から譲り受けた資産は多かったので、それ程会社の経営が行き詰ることはなかったが、社長の思いつきに振り回される役員は大変そうだった。



一方、サラリーマン社長は、会社のお金は、親会社の物、もしくは株主の物という認識があるので、投資にはとても慎重になった。


というか、明確に利益が出るところにしか、お金を使わなくなった。



どちらがいいのだろう?


フリー雀荘で例えると、オーナー社長はフリーの客で、サラリーマン社長は、代走に入ったメンバーと言ったところだろうか。


客は自分の手を好きな様に作るが、代走は役牌一つ鳴くのも慎重になる。


どちらの打ち方が良いのだろうか?

意外と、代走の打ち方の方が、良かったりするかもしれない。

このあたり、プロの方に聞いてみたかったりする。



人間、自分の好きな様に生きるよりも、ある程度制約された環境の方が、精神的にも、身体のためにも良かったりする。


ただ、開発部に所属している身としては、少しばかりの冒険を、会社にはして欲しい。


利益を計算したり、危険を回避することでは、新しいものを生み出すことはできないのだから。
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