毒猫飼えば 人の中まで -6ページ目

根っこ。




根を張る
上に 上に ひたすらに


誰に見られずとも
静かに ゆっくり 張っていく


綺麗な花など付けられずとも
可愛い実など得られずとも


ただひたすらに
上に 上に 根を張る



きっと 今じゃないと駄目なことがある
きっと 今じゃないと真剣になれないことがある
全力で 迷えばいい



根を張る
上に 上に ひたすらに


誰に気づかれずとも
ひっそり 確かに 張っていく


光り輝く明かりが掴めずとも
ほんの小さな明かりをこの手に握りしめて


ただひたすらに
上に 上に 根を張る



きっと 信じた分だけ帰ってくる
きっと 諦めなかった分だけ強くなる
全力で 恥かいたらいい



暗い暗い明日に伸ばすこの手が
伸びなくなったらそれが終わり
何度も何度も繰り返して
いくつもいくつも涙流して
例えこれが真っすぐな道じゃなくたって

全力で生きた分だけ
本気の答えが返ってくる
全力で生きた分だけ
きっと幸せになれる


そう 僕は信じてる



詩。








何もしなくて良いの
何も感じなくても良いの
何も見なくていいの
何も与えられなくても良いの

そんなの 辛いじゃない



何も要らないの
何も感じたくないの
何も見たくないの
何も与えたくないの

そんなの 悲しいじゃない



空に伸ばした手が
いくら経っても届かなくてもね
あたしはココに居て
あなたはソコに居るの
嘘なんかじゃないホントが
今もあるの





何も欲しくないの
何もしたくないの
何も愛しくないの
何も選びたくないの
 

そんなの 苦しすぎるじゃない



何も欲しがらないの
何もしちゃいけないの
何も愛しちゃいけないの
何にもなっちゃいけないの


そんなの 痛すぎるじゃない




綺麗なお月さまにね
いくら憧れても
可憐なお星様にね
いくらお願いしても
あたしもあなたも変われはしないの
耳をいくら塞いでもね
心をいくら閉ざしてもね
変われなんてしないの

それでも
また朝は来るんだよ





大きな幸せなんてなくていい
当たり前の幸せを
積み重ねよう
眼がさめて
「また今日が始まる」って
小さく呟くことから始まって
眼をつむって
「また明日が来る」って
小さくため息つくことで終わるような
そんな日々の話をたくさんしよう
背中と背中くっつけて
後ろはあなたに
前はあたしに
任せるように重ねよう
時間が止まってはくれないなら
せめて二人
時間なんてないとこで手を繋ごう






詩。








僕がみたものを あげる

僕がきいたことを あげる


だから もう泣かなくていいの。



僕がかんじたことを あげる

僕がこぼしたものを あげる


だから もううずくまらなくていいの。



心の隅っこ 真っ暗な部屋
一人遊びばかりがうまくなる僕が
ほら 君にあげられるモノは それくらいしかないから