毒猫飼えば 人の中まで -5ページ目

恋星






君に伝えたいことは たくさんある
これが終わったら 連絡しようとか
あれが出来たら 報告しようとか
理由をつけては考えてる

今しかないとか
今がいいとか
言い訳つけては考えてる

君と話すための下準備
重ねる度に距離に気づく
眠れない日に
眠れないとは言えないまま
君を気遣うフリをしながら
少しの繋がりに安心探す




君に過ごしていて欲しい時間は たくさんある
こんな気持ちを感じれる時間とか
素直に笑って居られる時間とか
時間に君を重ねては考えてる

明日は分からないとか
明日は来ないかもしれないとか
尤もな言い訳探しては考えてる

君の中に居続けるための方法
あーだこーだと試す度に少し痛い
震えが止まらない日に
ねぇ助けてとは言えないまま
何ともないフリをしながら
少しの言葉に全てを込める



楽しい事 悲しい事
嬉しい事 辛い事
全てを分かち合える日が来なくても
たった一瞬
笑い合っていられたなら どんなにか
たくさんの心を押し込むように
少しの繋がりに身を隠す
たくさんの記憶を塗りつぶすように
少しの言葉に身を寄せる
全てを貰えはしなくても
ほんの少し 君を貰えたら

たくさんの板挟みの中
君と交わる術を探し
僕を壊せる方法を探し
切れない糸をただひたすら
伸ばし続けていくように



君の居る日々を探しています
そんな日々をすごしています








黒い部屋。



壁に書かれた文字
消しても消しても消えてはくれなくて
真っ赤な絵の具 ぶちまけた


床に掘られた記号
掘っても掘っても叶えてはくれなくて
真っ黒なペンキ ぶちまけた


ぐしゃぐしゃなまま 部屋の隅
薄汚れた紙に 小さく描くよ



あの日見た夢の続き
あの日描いた夢の続き
それが今だというのなら
いつかは真っ白く変われるのかなって
そう 思っていた時もあったけれど


あの日見た夢の続きが
あの日描いた夢の続きが
今の僕であるのなら
これから先もきっと真っ黒で
それは掴めない光を求めるように
これから先も残って行くんだろうと思う

側。




上手く生きれない僕は
君になんてあげられるモノなんてなくて
それでも側に居たいのは きっと
側に居る事なら出来るから


上手く生きてられない僕は
君に楽しいお喋りもろくに出来なくて
それでも君と話していたいのは きっと
少しずつ近づけていけたらと思うから



ねぇ 僕は君に
どんな風に見えているんだろう?
後ろ向きの言葉を並べる僕
本当に見せたい僕は心の奥
ねぇ 僕は君に
どんな風に見えているんだろう?



こんな僕でも良いのなら
君の側に置いてくれたら…
こんな僕が居ても良いのなら
君の心に置いてくれたら どんなにか



上手く生きれない僕は
君の事もろくに
上手く愛せてはいないのかもしれない
君の事もろくに
上手く伝えられてはいないのかもしれない
それでも僕は
側に居ることなら出来るから


誰よりも近く 側に居るよ