みなさん、こんにちは。
1/18(木)から「冬の土用」に入り2/3(土)まで続きます。
土用期間は、季節の変わり目なので、体調を崩しやすい時期
ですね。
お庭がある家の方は、この期間中は庭のお手入れなど
土地をいじることはちょっとお休みしてください。
土をいじること
草むしりのように土をいじることや、井戸を掘ること、家を建てたりすることなどを「土動かし」と言い、土用期間には禁止とする風習がありました。
土を動かすことと、つまり「土動かし」と呼ばれる行為は具体的に、次のようなものです。
・土いじり
・草刈り、草むしり
・井戸掘り、穴掘り
・増改築、建築の基礎工事
・地鎮祭
新しいこと・場所を移動すること
転職や就職、結婚や新居購入、旅行など「新しいこと・場所を移動すること」は避けたほうがいいとされていたようです。
医学が発達していない昔の人たちは、この季節は体調を第一に静かに過ごすことがよいと考えていました。
そのため、土用期間には生活環境が変わるような新しいことは避けるべきといわれていました。
「新しいこと」とは、具体的には次のようなものです。
・新居購入
・就職や転職
・結婚や結納
・開業や開店
方角に関すること
土用期間は、全方角とも縁起が良くないとされています。
したがって、土用期間中には、方角に関すること、つまり場所を移動するような旅行や引っ越しは避け、静かに過ごすことが好ましいとされていました。
特に凶とされる方位を「土用殺(どようさつ)」といい、特に気を付けるべき方角とされています。
今回の冬の土用では気を付ける方位は「北東」です。
とはいっても、
土用期間中に家の建築や新しいことなどができないとなると、困ってしまうこともありますね。
実は、土用期間中には「間日(かんじつ)「間日(まび)」」と呼ばれる“土を動かしても大丈夫な日” があります。
この間日であれば土を司る神様・土公神が天上に行く日で土を離れるため、土用の期間であっても、土動かしをしても良いとされていますよ。
今回の冬の土用期間でいうと
1月18日(木)
1月27日(土)
1月28日(日)
1月30日(火)
の4日間あります。
土用前に庭のお手入れができない場合は、この4日間を使っていくといいですね。
特に冬は、土を司る神様・土公神が庭の地中にいるとされているので、庭のお手入れには気を付けたい季節なのです。
と、ここまでやってはいけないことをお話ししましたが、
やったほうがいいこともあるので、ぜひやってみてくださいね
冬の土用は風邪に注意といわれています。
冬土用は「未の日(ひつじのひ)」に「ひ」のつく食べ物や「赤いもの」をいただきましょう
今回の冬の土用だと1月20日(土)と2月1日(木)の2日間には
・ヒラマサ
・ひじき
・ひよこ豆
・とまと
・パプリカ
・りんご
などをいただいてみてくださいね。
土用と聞くと夏の土用の丑の日が有名ですね。
土用は年に4回、それぞれの季節の変わり目にあり、ちょうど体調を崩しやすい時期でもあります。
季節の変わり目である土用期間は
”土の気が旺(さかん)になる”期間といわれ、元々は「土旺用事(どおうようじ)」と呼ばれていました。
この「土旺用事」の旺と事が省略され、「土用」となったといわれています。
急激な気温の変化に体が疲れてしまう時期ですので、旬のものを食べて体をゆっくりと休める期間にぴったりなのです。
お正月が明けて、お仕事もスタートし少し体にも疲れが出始めるこの時期、旬の食べ物などを取り入れて体をいたわってあげてくださいね
住まいは、その家に住む人が元気で健康でいることで
家のパワーもアップすると、わたしは考えています。
そして、その家で心地よく、楽しく、嬉しく過ごせる空間であることも大切だなと考えています
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