穴の位置から
どのような音が出るか
その特徴を知っておこう
今回はバスドラムの穴の位置から
バスドラム内の空気が振動して
どのようなサウンドを得ることができるか
それを一緒に勉強していきましょう
【穴が端にある場合】
このとき、バスドラムは
このようなイメージで振動しています
アタックの効いた音はもちろん
ミュート(小さく音を調整すること)
のバランスを生かせ
そのバスドラムから作られた素材の音を
より引き出しやすくなります
この場合真ん中が1番振動して
乱反射した空気が端から出てくるので
ふくよかな低音が出る傾向があります
ただし穴が大きすぎると
思い通りの音が出ない可能性があるので
注意しましょう
【真ん中に穴がある場合】
この場合、バスドラムは
このようなイメージで振動しております
ビーターの打点位置線上に
空気の逃げ道があるため
音抜けがとてもよくなります
立ち上がりのよい粒立ちのよい音色になるため
あまりまったりとした音は出ません
そのためロックやメタルをやるのに
1番適してるかもしれません
穴の大きさがある程度雑でもよいのが
めんどくさくなくて良いところ
【穴がない場合】
この場合、バスドラムは
このようなイメージで振動しております
空気の逃げ道がほとんどないので
打点を中心にリアクションが直にきます
そのためバスドラム本来のダイナミックな
音色を出せる傾向にあります
ですが穴が空いているものに比べ
低い音量ではあまり効果を発揮しないので
jazzに向いているものと言えますね
かなりチューニングを高めにすることを
個人的にオススメしております
いかがでしたか?
この知識を知っているのとそうでないのでは
スタジオやライブハウスで
自分の理想に近い音を作りやすくなりますので
ドラムが楽しくなりますよ
では!ありがとうございました!





