●頭ではわかっているのに、選手に辛く、きつく当たってしまう…そこに潜む脳の使い方
なぜ、あの子に、あの上司に、あの部下に、あの選手に、ムカついて、イラついてしまうのでしょう?
なぜ、ダメだとわかっているのに、ついきつく、当たってしまうのでしょう?
つい、言いすぎてしまうのでしょう?
その、きつく当たることや言いすぎてしまうことをまた、正当化していくうちに、どんどん自分の心は、見えなくなっていきます。
本当は、こんなに言いすぎるのは良くないと頭ではわかっているのに、無意識が(インナーチャイルドが)いうことを聞かない。
気がついたらいつも、こんなことになってしまっている…
そういう方は意外と、多いです。
その裏に、どんな幼年脳が、隠れているのでしょうか?
その正体は…
「私を、満足させろ」
「私には、お前に満足させてもらう権利があるんだ」
という、恐ろしいほどの傲慢が、隠れているのです。
自分で自分のことを、満足させることができないので、それを部下や子供や選手や上司や友人に、要求するのです。
「もっと褒めろ」
「もっと気を利かせろ」
「もっと理解しろ」
「もっと満足させろ」
そうやって、幼年脳は他者を利用し始めるのです。
そして、少しでも基準に達しないと、ブチギレるのです。
「自分は蔑ろにされた」と、勝手に被害者意識を暴走させて、やがて「この人は攻撃しても良い」「それがこの人のためだ」といったように、まるで正義の正当な攻撃のような口実で(まるでアメリカのようなやり口で)攻撃を始めます。
自分にはその権利があると、疑わないのです。
それは、その人に対して依存しているのです。
その幼年脳を書き換えない限り、仲良くなり、仲が深まるほど、相手への要求はエスカレートします。
そして最後には、必ず関係性を破壊するような一撃を食らわせることになります。
教育的にももちろん、このような関係性は、よくありません。
自分自身が、幼年脳を徹底的に排除しない限り、縁起はここから先、深く構築されてはいかないのです。
相手に要求ばかりして、こちらは被害者ヅラをして、権利ばかりを主張する。
それは、幼年脳のやることです。
そんな人生は、決してうまくいくようにはなりません。
抽象度が高い生き方とはむしろ、積極的に他者に対して、与える人生でしょう。
ただ、ここにも落とし穴があります。
「これだけ与えているのだから、ちょっとは期待に応えろ」なんていうのは、真に抽象度の高い生き方ではないです。
真に抽象度が高いとは、あげっぱなし。
与えっぱなしなんです。
感謝すら、要求しない。
いやむしろ、与えているということを、呼吸するようにやっているので、なんの恩着せがましさもない。
与えているのだから、ちょっとは期待に応えろ!というのは、結局は自分が得るために、他者を利用しているにすぎないのです。
結局は、自分が欲しいのです。
そういう幼年脳の構造を理解せずして「Give」などという浅はかな言葉だけを覚えたところで、どこへもいけないのです。
こうして、自分の内側に潜む幼年脳を一つずつ手に取り、書き換えていく。
そういうことをコツコツしていると、ある時を境に、一気に人生が動き出します。
善い縁に恵まれ、善い人に囲まれ、善い結果を出せるようになり、善い人生を、送ることができるようになりますよ。
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