●Goalへの道とは、まさに試されているかのように「過去の自分」に出会う旅である。
今日は、これまた非常に面白いフィードバックです。
先日のメルマガ限定記事では「仕事のできる上司に対して、素直になれない自分」が意識に上がってきたというクライアントさんからの、フィードバックでした。
メルマガ限定記事では、ブログよりもより深い内容の解説やレクチャーを受けることができます。
心身の書き換えについて真剣に学びたい方はDK WORKSメルマガへ。
この記事を読まれて、ふと、抽象度が上がったクライアントさんからのフィードバックです。
まずは上の記事を読まれてから、この記事を読まれると、なんというか、皆が実は、抽象度のレイヤー構造の中で、今の自分自身の課題に、回収すべき因果に、相対していることがよくわかると思います。
DK WORKSで心身の書き換えを学ぶクライアントさんたちのレベルが、明らかに上がってきているのが、わかるはずです。
そしてそこには、縁起を通じて「回収するべき因果」が、確かに存在していることに、気がつくのです。
まさに、釈迦の教えですね。
小出先生
いつもお世話になります。
前回のセミナーは受講できなかったのですがこちらのメルマガを拝見して、今起きていることとリンクしていたのでフィードバックをお送りします。
出向先の会社で、セールス支援のプロジェクトマネジメントを任せられたのですが、後輩が会議で合意したことを理解していなかったり、資料作りの進め方を手取り足取り教えているのに全く改善がみられず、逆に自分の意見を押し通そうとしてきたり、お客さんのせいにしてやるべき事を放棄しようとしたり、、
そのせいで連日深夜3時まで後輩がAIに投げ込んだだけの資料の直しが必要になり、自分の作業時間も圧迫されてしまったために早朝に起きて休みなく働き続け動悸が止まらない数日を過ごしていました、、、
また、会議でお客様と合意した事項を後輩が理解していないまま、お客様へ無邪気に質問をしてしまい、そのせいで私が『御社のコミュニケーションはどうなってますか?』と咎められる事態になり、精神的にも物理的にも疲弊している中で、先日凍りつき反応が起きてパニックになりました、、。
身体が闘争逃走反応で戦っているなと焦りが出て気の玉を必死に心臓に流し込み、和らいでいくイメージをしたり、とにかく気の玉を身体に流し込みながら、身体に手を当てて細胞一つ一つに感謝するイメージをしていました。
そんな状況が少しだけ落ち着き、無事にチームとして乗り越えたことでお客さんにも一旦は安心してもらえたのですが、後輩が会議の内容をなかなか理解してくれないこと、そのフォローを一つ一つ対応していると自分の身体が持たないこと、、など色々この先を案じていました。
そんな中、ふと、かつて自分が言われて傷ついた『理解力が、、』という先輩の言葉に隠された気持ちと、今自分が後輩に対して感じている気持ちが全く同じであることに気がつきました。
不思議なことに、因果とはこのように巡ってくるのですね、、、
役割が変われば同じ体験をするのかもしれませんが、何か不思議なつながりを感じています。
凍りつき反応を感じて、夜寝る際には明日起き上がれなくなったらどうしようと不安になりましたがいつかのセミナーで『うつとは怠惰の裏返し』という趣旨を話されていたようなことを思い出して、私はいま、やらない理由を考えているんだなと思い直し、できること、小さいことからひとつずつ丁寧にやっていこうと思い直しました。
また、目の前に現れた後輩は、かつての自分であり、そんな彼に対してキツく当たるのではなく自分の中にも怠惰があることを認めること、現実逆算ハックをすることで、相手が悪いのではない、自分の一部の投影と向き合うことでこのスパイラルから抜け出すタイミングなんだと感じています。
同時に、かつて厳しくも私に対峙してくれた上司たちに感謝の気持ちが溢れてきて、心からありがたかったと感じています。
『理解力が、、』と一言放った上司は、もっと言いたいことあっただろうに、相当控えめな優しい発言だったなと逆に尊敬するほどです。
取り止めもない内容ですが、これまで学んだ技術を一つ一つ消化できるよう取り組んでまいります。読んでいただきありがとうございます。
(30代 女性 コンサルティング業)
非常に素晴らしいと思いますよ。
今まさに、因果応報ということをご経験していらっしゃると思います。
上司に傷つけられた…と被害者意識を持っていたかつての自分が、まさに、目の前に現れたのですね。
心身の書き換えが進んでいくと、我々はそのうち、かつての自分と、出会います。
自分が部下として怠惰で傲慢であったのなら、そんな部下が、登場するのです。
まさに、我々は、こうして因果を回収するのですね。
第7弾のレジュメで引用した、あの地橋先生のお言葉を、思い出してみましょう。
ミャンマーでの修行も佳境に入ってくると、瞑想者はわがままになる傾向があります。私も、この時はまさに心身ともに絶好調となり、最高の状態が訪れていました。全員が一堂に会する瞑想堂で一心不乱に座る瞑想に専念していると、非常にマナーの悪いマレーシア人が鼻につき、かすかに苛立つ心が起こりました。
(中略)
このマレーシア人は三ヶ月間一貫して同じ態度でしたが、そんな変な人と巡り合わせてしまうのは偶然ではなく、こちらの不徳のなせる業なのです。今、自分の瞑想修行が邪魔され、妨害されていると感じて精神的苦渋を受けていることには、それ相応の何らかの原因があってのことなのです。
他人に嫉妬したり修行の邪魔をしていたかもしれない。露骨に瞑想修行の邪魔をしなくても、身体能力や勉強、芸術的才能などで自分よりも優れている者を妬み、秀でたその状態が失われればよいのに、自分よりも先に成功することがなければいいのに、とひそかに願ったことはなかっただろうか。
あるいは、嫉妬心はなくても、人を困らせ、嫌がることをして、苦渋を与えてはこなかっただろうか。例えば、雨の日に従兄弟たちと大騒ぎしてはしゃぎ回り、静寂を好んだ祖父の堪忍袋の緒を切らせ、ひどく怒らせたことはなかったか、などと反省すると、人に迷惑をかけ、困らせ、苦しみを与えてきたことは数限りなくあることが思い出されます。そのように、他人に散々な迷惑をかけてきた者が、今、他人から迷惑をかけられる状況を嫌がっている。
これは理にかなうことだろうか。嫌悪という怒りの煩悩を発するのは、仏教のカルマ論で学んできたものにふさわしいことだろうか。
原因のないことなど起きようがないのです。あの方が悪いのではなく、これは自分の不善業の結果なのだ。悪いのは私なのだと、正反対の発想に逆転させたのです。絶好調の稀有な時が訪れると、エゴが顔を出し、何としても修行を進めたいという渇愛が生まれ、執着とこだわりゆえに怒り系の心が立ち上がったのだ、と心から納得したのです。
さらに、あの方がこんな態度をとってしまうのも諸々の原因があってのことで、自分でもどうしようもなくなっているであろう心が哀れに感じられ、かわいそうだな、何とか良くなってほしい。瞑想が進みますように、幸せでありますように・・・と心を込めて祈りました。
(地橋秀雄著「ブッダの瞑想法 ヴィパッサナー瞑想の理論と実践」より引用)
何度読んでも、地橋先生のお言葉が響いてきます。
誠実に、謙虚に、自分の心と向き合い続けた方の、至極の言葉だと思います。
このクライアントさんはまさに、今、自分が過去、上司に対して一方的に被害者意識を抱いていた、あの不善業を回収しているのです。
なので、この後輩は、ありがたい存在なのです。
ついにそんな自分と、離れる時が来たのです。
この因果(情報)から離れて、本当の自分へと書き換わっていらっしゃる最中なのです。
Goal側からの客人なのです。
どれだけ理解力がなくても、どれだけいうことを聞かなくても、見捨てず、丁寧に、一つずつ、この後輩の気持ちを次は自分が「理解」しようと全力を注いでみてください。
こうして我々は、未来へ向けて、さまざまなことを、回収していくのですね。
今まさに、実は、このクライアントさんは、人生の突破口に、立っていらっしゃいます。
この後輩から逃げずに、一緒に、善い仕事をすること。
それができるようになりますよ。
そしてもし可能なのであれば、あの一方的に被害者意識を抱いたかつての上司に、感謝の気持ちを伝えること。
自分が同じ立場になってはじめて、上司の大変さが、身に染みてわかりますよね。
その上司に感謝を伝えると善いです。
今やっと、先輩のおっしゃっていたことが少しだけわかったような気がしますと。
あの時はこんな自分を懸命に指導くださってありがとうございましたと。
自分も、先輩に面倒を見ていただいたように、目の前の後輩と、善い仕事ができるように最善を尽くしますと。
そんなマインドであればおそらく、この方のキャリアは、自然と成功へと向かうでしょう。
誰からも必要とされ、優秀な人に囲まれ、素晴らしい仕事を、素晴らしい人たちと、できるようになりますよ。
我々の人生というのは、自分の不善業との決別の旅なのかもしれませんね。
一つずつ、決着をつけていく。
そうやって、人生が、磨かれて、開かれていく。
今まさに、チャンスなのです。
なので、その後輩くんと格闘しながらも、懸命になって、一つずつ、最善を尽くしてみてください。
あ、ちなみにですが、DK WORKSで学んだことは「消化」する必要はないですよ。
人生は、学校の勉強ではないので。
こうして、今回のように、人生のあらゆる局面で、ふと学んだことが、思い出される。
そうして、学んできたことの全てが繋がる。
ああ、こういう意味だったのかと、学んだことが後から後から、繋がってくる。
そして風景がだんだん、開けてくる。
それだけで、いいのです。
うまく消化なんて、しなくていいですし、考えなくていいですよ。
その辺のマインドも、緩めていきましょう。
心身の書き換えについて真剣に学びたい方はDK WORKSメルマガへ。ブログよりもより深いレベルの書き換えのコツを学んでみてください。

