●自分の最奥に潜んだ心のクセ、マインドの歪みに、気がつくということ。
自分の心の内側にあるものに気がつく。
それは、世の中でかんがえられているよりもずっとずっと、大切なことなのです。
自分の心の聲に気がつく。
自分の心の聲を大切にする。
自分のセルフトークに嘘をつかない。
自分のセルフトークを抑え込まない。
自分から出てきた情動を禁止しない。(多くの人は「こう思ってはいけない」と、無意識に自分の情動を蔑ろにします)
母性剥奪や父性喪失というのは、こうした「自分を大切にする」ということを、禁止される。
自分を表現するということを、無かったことにする。
自分の感じたありのままでは、認めてもらえないので、どうしても「誰かに気に入られる答え」ばかりに、自分を寄せていく。
セルフエスティーム瞑想というのは、そうした、自分の最奥に潜んだ心のクセ、マインドの歪みに、気がつくということ。
あ、もう、そんなことをしなくてもいいのだ。
あ、別に、全員に気に入られなくても良いのだ。
あぁ、別に、誰かのご機嫌なんて、取らなくていいのだ。
嫌だと思えば、逃げても良いんだ。
断っても、良いのだ。
別に、誰かに文句を言われたって、いいんだ。
セルフエスティーム瞑想とは、こうして、一つずつ、少しずつ、自分を取り戻していく、そういう瞑想なんです。
自分を大切にすること。
それは、エフィカシーの上昇に直結します。
エフィカシーを上げようとして、無理に、無理矢理に、キツイ努力や苦しい何かを自分に課す必要はないんです。
自分の気持ちや、自分の思いや、自分の感じたことを、大切にすること。
それをアウトプットするかどうかは別にしても、自分の中にある、そうしたものを、きちんと、「そうなんだな」と、感じること。
母なるものを与えられなかった人たちは、母親から、日常の中のちょっとした共感すら、ほとんど与えられていない。
「おいしかったね。」
「また食べたいね。」
「寒いね。暑いね。」
「楽しかったね。」
「痛かったね。」
そうやって、生活の中で、共感をされていない。
むしろ、めんどくさがられている。
「早くしなさい」
「泣いてないで急ぎなさい」
「我慢しなさい」
「もう知りませんよ」
「すぐ決めなさい」
人生の始まりに、共感されず、自分の思いや気持ちが、見事に蔑ろにされていく。
そして、親はずっと不機嫌なまま。
不機嫌にさせないために、無意識に自分を抑圧し、いい子であろうとする。
興味を持ってもらいたいが、持ってもらえない。
だから、親が喜びそうな、親に怒られなさそうなことを、しようとなる。
そうして、自分の感じたことや、考えたことや、思いや、気持ちは、後回しにされる。
これが、現代日本のエフィカシーの低さの、根幹に潜むカラクリなのです。
これらが増幅し、とにかく、どんな人にも気に入られないと怖い。
嫌いな人にすら、よく思われたい。
苦手な人なんて、放っておけばいいのに、いい人を演じて、取り入ろうとする。
陰口を言われるのが怖くて、言いなりになる。
そうやって、人に取り入らないと、怖い。
人生が漠然と、不安…
こうした人が、エフィカシーを上げようとどれだけ頑張っても、「自分を大切にしていない」時点で、そんなことでは、エフィカシーなど上げられないんです。
そして次は、弱いものには、強く出る。
不機嫌を押し付ける。
理不尽に、子供に当たることを、平気でやる。
そうやって、弱い者に甘えて傷を癒している。
そういう幼さが抜けないので、当然抽象度も、上がらない。
I.Qが上がらないということは、Goal達成能力が、向上しないということ。
外見は立派な大人に見えても、中身は5歳児のまま。
そういう人が、どれだけ多いことか。
そういう自分の精神的な未熟さを棚に上げて、Goalを達成したいといっている。
いやむしろ、未熟な精神性だからこそ、自分の煩悩を満たすことが「Goal達成」だと、致命的な勘違いをしている。
Goalという概念を、都合よく扱っている。
自分のGoalを、愛してはいない。
自分の精神を、克服しようとはしない。
自分の未熟さは棚に上げて、世界の方を捻じ曲げよう、征服しようとしている。
そういう未熟な自分に、気がつけない。
コーチングなんかを学んでいる方々でも、こうした抽象度から、何十年も抜け出せない人は、多いのです。
我々がその先に進むには、必要や訓練を、コツコツと積んでいくほかない。
逆に言えば、あるべき指導をきちんと受けられれば、成長のチャンスがあるかもしれないのです。(当然ながら、ほとんどの大人はノーチャンスです。学び、実践するのではなくほとんど目の前の欲求を満たしているうちに、人生が終わるので)
こうした、精神的なレベルアップが必要不可欠であり、自らの未熟さと我々は、常に真っ向から向かい合わなければなりません。
そこにチャンスは隠れています。
その、最も触れたくない、目を瞑りたくなるところに。
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