魚網リサイクル
今からおよそ10年前、南米のチリで古くなった魚網のリサイクルが始まった。
日本国内でもにわかに魚網リサイクルが始まろうとしている。
場所は、九十九里浜の白子町。
日本の魚網は世界一品質が良く、粉砕して溶かすと90パーセントはリサイクル出来ると言う。
リサイクルと聞くと作業する工程が増えていろいろ大変なところもあるけど、世界中ではもったいない精神が当たり前にあり、知恵を絞って取り掛かる人々が年々増えている。
日本は漁獲量が大変多く、歴史も古い。
今まで古くなった魚網は、お金を払って産業廃棄物屋さんに持って行ったり、港に放置されたり、燃やしたり、沖合に捨てる者も少なくないのが日本の現状。
最近のニュースでマイクロプラスチックが人体に影響を及ぼす研究結果が発表されたね。
消化されないで血管にたまると言う衝撃的な内容で、人類初の発表でもある。
この報告を受けて、当然、世界中の政府はゆっくりながら取り締まりを強化することになる。
健康面、リサイクル技術、ビジネスの側面、イメージ戦略、いろいろな観点があるけど、僕はこの魚網リサイクル技術の発展がうまくいくことを心から願っているし、日本で始まった大きな大きな一歩であるね。