The day☆
僕は、この日を待っていた。
なぜなら、冬の時期の勝浦は混雑がひどく、地元の人達に合うとほとんどの会話が、…『部原はどうしちゃったの!?…人が多くてサ—フィンができない』…といった具合だ。
リ—フポイントは、波のサイズが頭を越えても簡単に沖に出れてしまうので初心者だらけになってしまう。
特に、2000万人以上住む大都会から2時間しか離れていなく、冬の時期は北うねりの北東の風をかわすポイントがほとんどない。
スキー場のゲレンデで言ったら、急勾配がきつい上級者用にビギナーが殺到し、途中で転んで雪だるま状態。
こないだは、勝浦の海で35年もサーフィンしている仲間の顔面にボードが当たり、顔が思いっきり腫れあがった。
女性の方が、ドルフィンスルーを出来ずボードを離してしまったらしい。
僕も、間一髪で人をよけることが多々ある。
自分の体重と馬力で人をひいたら、大怪我どころか?打ちどころが悪ければ、、、、。
僕は、この記事を書くのに10年も、何度もためらった。
でも、もう、怪我人続出なのと18年も家から様子が見えるから、仕方なく書いている。
地元の人達やうまい人達は、ただ指を加えて見ている状態の日々が続いており、人が少ない空きをみて海に入っている。
僕も目の前に住んでいるけど、土日はよっぽどいい時しかやらない。
平日でも、本当はやりたいんだけど、入るとイライラするから、冬の時期は南房総へよく行く。
特に僕は部屋からラインナップが見えるから、混雑がひどい時は、見ていてイライラするから、カ—テンを閉めてしまう。
綺麗に滑ってくれれば良いのだが、…。
かつて、かずゆきさんが生きてた時に僕はこう言われたことがある…『デヴィッド、部原は好きにしろ!!』…僕はこう言った…『僕は引っ越して来た人…そんなこと言われても…』。
かずゆきさんはこう言った…『部原は、一人一人に注意をしなければいけないから、俺はやらない!』…と。
それと、こうも言ってきた、「松部はロングボード禁止だよー、本当はお前みたいに乗れる人はいいんだけど、問題はそれを見て、他のロングがくるんだよと」…。
サ—フィンには、ルールがある。
それは、沖から滑ってくる人のライディングを妨げてはならない。
手前で待つ場合は、よけるスキルが必要。
まぁ、僕がいくらここで書いても、改善されることはないと思うけど…。
日本ではオリピックも決まり、やがて、楽しいサ—フィンはうなぎ登りで人口が増えることだろう。
サ—フィン大国オ—ストラリアでは、国が腰を上げ、各ポイントにきちんと看板を出した。
危険なカレントや岩の場所、沖に出る時は大回り、きちんとしたル—ルづくりを行った。
それを提案した人はあのナット・ヤングで、僕はその時たまたま1週間以上もナットさんの家に泊まって、毎日、毎日、その打ち合わせを横で聞いていた。
息子のボウやブライスと毎日一緒にサーフィンをしながら…。
実は、あのボウをコーチングして世界チャンピオンに導いたのは僕だった。
その話も、今度書きます。
その打ち合わせには、あの世界4連覇のマ—ク・リチャ—ドさんもそこにはいて、僕は緊張しまくりで、正直、居心地が悪かったのを覚えている。
でも、ナットさんが僕のことを凄い気に入ってくれて、おまえはうちに泊まれ!と半分強制状態だった。
僕は、なぜか?よくわからないけど、そういうところに昔からよくいるんだよ。
その昔、JPSAの創設者の家にも、5年居候していて、組織のいいところ、悪いところを僕はほとんど知っている。
今、思えば、それも凄いことである。
話は少し飛ぶが…やがて…
僕は、JPSA選手会長(ロング)になり、いろいろ理事の人達と大喧嘩が続き…新組織立ち上げ計画まで浮上した。
日本のサ—フィンを築き上げた先輩理事16人といろいろ議論した結果、年輩の方々は僕にこう言った…『俺らは引退するから、おまえが理事になってやってくれと』…。
そんな矢先…青森の再処理工場の話を知り、僕はそれどころではなくなった。
いろいろと怒りが頂点に達し、言葉では説明できない何かに取り付かれたように反対運動を繰り広げた。
この話を始めるときりがないから、話題を戻して…選手会長時代にしたことは、まず、
1ヒ—トを15分から20分にした。
ラクラク連絡網を作成したこと。
女子のロングをつくったこと。
選手会を設けたこと。
ジャッジと選手のミ—ティングを行ったこと。
スリランカでASPみたいにマンオンマンヒートを設けたこと。
あとは、なんだっけ?ノ—トを見れば、いろいろ出てくるけど、探すのがめんどくさいから、。
そして、一番の業績は、新団体を作ると僕が言い出して、大喧嘩をし、当時の理事16人が、その後引退を表明し、引き継ぎの理事長が動きやすくなったこと。
あんまり書くと悪口になるので、あとは想像におまかせします。
とにかくいろいろやったんだが、なかなかわかってもらえないから、書いている。
あれ!?話が違う内容になっちゃった。
そうそう、スポーツ庁に相談して、メジャースポットだけ、ルールが書いてある図式の看板が設置されるのも時間の問題かもよ。
今は、ネットや横流しで簡単にボードを買えて、昔みたいに、サ—フショップや先輩の教えがないまま、海に飛び込んじゃうから、勝浦に限らず、日本各地の海岸でこれから人が増えて、もっともっと、もめるよ。
じつは、部原の階段のところにも昔、コ—スをふさがないようにとみんなで看板をつくったんだけど、いつの間にか、風や潮でなくなった。
今日は都会では雪、海の中は10人もいなく、こんなに滑りやすい部原は初めてだった。
新品のドライをおろし、5時間も海に入ってしまった。
波は頭半ぐらいで、北うねりはパ—フェクトなレフトをプレゼントしてくれた☆
