【三条京阪】これはもう京都人なら当たり前過ぎてもはや疑うこともしなかった駅名がフェイクと話題 | 【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

三条京阪


Change Talk,

Change Life


"話し方を変えたければ生き方を変えろ" 


喋りは「生き方」が9割


「話がちゃんと”伝わる人”と 

    話をちゃんと”聴ける人”を増やす」 


「大事なのは、伝え方ではなく伝わり方」 


伝え方や話し方だけにフォーカスした 

自己満足、利己的思考は今すぐ捨てろ

大事なことは「どう伝えるか」ではなく

相手に「どう伝わったか」を考えること


27年間ラジオの現場で培った“DJ思考”を伝え

話し方、聴き方、生き方をイノベーション 

一般社団法人日本フリートーク協会代表理事 

Lifeskill Talk College 学長の出口貴章です 


こんにちは! 

僕のブログに来ていただき 

本当にありがとうございます!



「三条京阪」という駅名


そりゃそうだ!


「三条京阪」なんて駅名

鉄道会社の名前があるから

「京阪電車」の駅名だと勘違い


ところが!


これは京都市営地下鉄東西線の駅名です


京阪電車「三条駅」からの乗り換え

これがすべて地下道で繋がっている

非常にアクセスがしやすくて助かる

日頃から使いまくっている駅なのです


僕はずっと京都に生まれ育ってきた

こういう駅名には慣れ親しんでいる

歴史的には京阪電車の方が古いので

「三条駅」はずっと以前からありました


そして今から約27年ほど前でしょうか

地下鉄烏丸線に加えて東西線が開通

京阪「三条駅」に乗り継げる至近駅は

「三条駅」とすると混同してしまうため

それこそ「分かりやすく」するために

『三条京阪』という駅名したのでしょう


四半世紀を過ぎて今それが裏目に出た(笑)


爆発的に観光客が増えた京都

日本国内のみならず国外からも

尋常ではない数の観光客が押し寄せる

今では「観光公害」という言葉もある

観光客が多すぎて市民生活が出来ない
公共交通機関のなかでも特に路線バス
観光客で満員になり通勤通学に悪影響
「乗れない」という実害が出るほどです

その観光客が増えたからこその問題
駅名フェイク問題が浮上したのです

この「三条京阪」という地下鉄の駅名

地下鉄の駅名にも関わらず「京阪」とつく

同業他社の社名が駅の名前に入っている

京都人にとってそれはもう当然周知の事実


ところがそうはいかないのが観光客

特に海外の方には「Sanjo Keihan」

この「Keihan」がどうやらくせ者なのだ


「マギラワシイデス」

「ヤヤコシイデス」

「コレハマチガエマス」


そんな声が今噴出しているという


これは僕も「確かに!」と口にした

京都人はもう「当たり前すぎること」

もはやそれをややこしいなどと考えず

普通の駅名としてずっと親しんでいました


僕も仕事出何度も何度も時刻表検索

地下鉄東西線の「三条京阪駅」や

京阪電車の「三条駅」はよく検索する

けれども全く疑問に思わず違和感もない


まして地下鉄東西線の改札口に


『ここは京阪電車ではありません

   京都市営地下鉄の改札口です』


そんな立て看板がいつからか置かれた

僕の中では「分かりきったことをなぜ?」

それぐらいにしか思っていなかったのですが

この問題で初めてあの看板の意味を知った


人それぞれの当たり前は違う


日頃から前提を疑えと言い続けている

それはまさしくこういうことなんです

僕たち京都人が「当たり前」に思っても

観光客によっては「当たり前ではない」


コミュニケーションもまったく同じ

自分が思う当たり前は当たり前ではない

周りの人にもそれぞれ当たり前があり

その相違がミスコミュニケーションになる


事実観光客によるミスコミュニケーション


「間違う」

「ややこしい」

「紛らわしい」


そんな声が噴出しているわけですから

つくづく「前提」「当たり前」を疑うこと

人間関係を構築していくうえで大切ですね


自分にとっては「当たり前」なのですから

それを「当たり前のように」人に押し付ける

「普通は」とか「常識やろ」と言いながら

問答無用で押し付けていることがありますね


しかもそれは自分にとっては「当たり前」

だからこそ「無意識」でやっちゃうのです


これが怖いんですよね…


「無意識」で人間関係を壊してしまう

また「無意識」だからこそ原因が不明

「なぜ壊れたのか」が突き詰めにくい

自分の当たり前なので「まさか」なのです


この京都市営地下鉄の「三条京阪駅」

僕たち京都人にとっては「まさか」です

でもよくよく言われてみれば「確かに」

観光客に言われて初めて気付いたのです


つまり言いたいのは


自分の前提や当たり前を疑うこと

そしてそれを押し付けないこと

また相手の前提や当たり前も知る

それでギャップや違いを知ることです


京都で非常に興味深い問題が噴出した

観光客ではないのですが他人事ではない

それは駅名を間違えるということでなく

改めて人の「当たり前」は違うなと思った


なので


日頃から自分が思っている当たり前

「普通はな」「常識として」と言う

それは本当に「常識」で「当たり前」か?

改めて自分に疑問を投げかけてくださいね


今日も読んでくれてありがとう

ほいじゃまた明日!!


たまたま今日は京阪の「三条駅」にいた

ホームでこんなファンタを飲みました!(⬇)