【じゃんけん】長谷川義史さんの絵本ライブで歌ったじゃんけんの歌を深く考えていた | 【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

ジャンケン

Change Talk,Change Life. 
"話し方を変えたければ生き方を変えろ"

もっと人との会話を楽しみ弾ませたいのに…
もっと気の利いた返しが出来ればいいのに…
もっと聞かれたことをすぐ言語化したいのに…
もっと相手の立場を考えた喋りをしたいのに…

「あなたに必要なのは
    話し方ではなく《会話力》です」

会話はあなた一人では絶対に出来ません
相手(聞き手)がいてはじめて成り立つもの
会話は人との関係を構築する原点なのです
つまり会話を変えれば人間関係が変わります

反対に言えば…

人間関係を変えたければ会話を変えることです

会話に必要な要素は
瞬発力・決断力・想像力の三つ
僕はこれらを爆上げする秘訣を伝えています

話がちゃんと”伝わる人”と
話をちゃんと”聴ける人”を増やす

これが僕の仕事です

26年間現場で培ったラジオDJメソッドを使い
あなたの「会話力」を10倍上げる専門家
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
Lifeskill Talk College 学長の出口貴章と申します

こんにちは!
今日は僕のブログに来ていただき
本当にありがとうございます!


 長谷川義史さん絵本ライブ


今日は3年ぶりの絵本ライブの司会でした
以前までは定期的に開催されていまして
ずっと司会を任されていたのですが
コロナで中止を余儀なくされたのです

まずは…

明日明後日で幼稚園や保育園入園
そして小学校に入学するおともだち
客席に尋ねるとやはり手が上がります
客席のみなさんで拍手でお祝いしました

「入園入学おめでとう!!」

そんな和やかな雰囲気でスタートです
そしてテレビでもお馴染みの絵本作家
長谷川義史さんの絵本ライブが始まった
終始笑いに包まれた温かい時間でした

様々な演目が行われたなかで
一番最後にみんなで歌った歌
「じゃんけんのうた」
(という歌かどうかは失念した)
これがすごく僕は衝撃的だったのです

「みんな強くてみんな弱い」

確かこういう歌詞でした

これ普通に考えると
日本語としておかしいですよね
一般的な理論や解釈としては
強いものが弱いなど有り得ないのです

例えばジャンケンの「手の形」
これを「数字」と見立てます

「5」は「2」より強い
「2」は「0」より強い
ゆえに「5」は「0」より強い
という三段論法が成立しています

つまり強いものはとことん強い
そういう関係性が証明できています
もちろん単なる「数の大きさ」でね
ただ同じ手の形でもじゃんけんは違う

「グー」は「チョキ」より強い
「チョキ」は「パー」より強い
ゆえに「グー」は「パー」より強い
じゃんけんのだと三段論法は成立しない

つまりじゃんけんというのは
『5>2>0』という
直線的かつ絶対的な力関係ではなく
『三角形の循環関係』なんですよね

じゃんけんのルールってね
勝ち負けを決める単純遊戯ですね
仮に数字で「勝ち負け」を決めるなら
迷いなく誰もが「5」を出しますよね

でも三角形の循環関係があるから
「ゲームのルール」として成り立つ
どれを出しても勝ち負けの確率は
単純に五分五分だからゲームになる

長谷川義史さんの歌を聴きながら…

いやぁ…
じゃんけんを考えた人は凄いな、と
そんなことをずっと考えていました

じゃんけんを芸術的数学的に例えると…
「ペンローズの三角形」にも思えるわけです
まさにじゃんけんはペンローズの三角形
つまり長谷川義史さんのうたの歌詞の世界

「みんな強くてみんな弱い」

これが見事に当てはまり成立するのです
じゃんけんというのはこういう循環関係
つまりペンローズの三角形の象徴だった
単なる遊びではないことに気付いたのです

家に帰ってから大学生の息子に言うと
こんなことをサラッと言いよりました

「ポケモンの特性と同じやな」

あるでしょ「水」「火」「土」「草」とか
ポケモンの特性がうまく循環関係になってる
以前よく息子と「ポケモンバトリオ」をした
実は僕はこの関係性をよく理解していたので
いつも大人気なく息子にボロ勝ちしてました
(ある日息子も気付き勝負は互角になった)

確かに!!

なのでつまりポケモンも同じ
みんな強くてみんな弱いのです

うわぁ…

じゃんけんから三段論法になり
ペンローズの三角形の話になり
ポケモンの特性に繋がっていく
久しぶりに頭を使った気がします
(そういう学術的な方向でね)

でね…

結局何が言いたいかというと

「みんな強くてみんな弱い」

この理論は単なる直線での関係ではなく
ペンローズの三角形のような循環関係
弱肉強食のような関係性ではなかった
そういう「裏付け」を理解出来たのです

「みんな強くてみんな弱い」ということ
なんとなく感覚では分かっている感じ
でもそれを突き詰めて深くは考えません
じゃんけんをここまで考えたことはない

いつもなら普通にスルーしますが
なぜか今日はスルー出来なかった
「みんな強くてみんな弱い」
これが妙に引っかかったんですよね

なのでかどうか分かりませんが
今日帰りにこんな本を見つけました


「世界はシンプルなほど正しい」

というか今日のボクなら
「シンプルなほど深い」
「シンプルなほど面白い」
こうも言える気がするのです

じゃんけんは遊びとしてシンプル
ずっと慣れ親しんでいたものです
「当たり前」のようにしていました
でもそれを突き詰めると面白かった

まさか絵本ライブに行くことで
三段論法からペンローズの三角形
果てはこんな本に出会うことになる
生きてるとこの偶然がたまりません

あなたの身の周りにある
至ってシンプルなものすべて
ちょっと視野視点視座を変えると
見たこともない景色が広がるものです

ちなみに

僕が立ち上げた《Lifeskill Talk College》
時にこういうことを語り合ったりします

試してくださいね

今日も読んでくれてありがとう
ほいじゃまた明日!!


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