「飛ばない豚はただの豚だ」からの「食われない豚はただの豚だ」 | 【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

豚の使命

Change Talk,Change Life.
"話し方を変えたければ生き方を変えろ"

22世紀に「広辞苑」から"人見知り"を削除
喋りの精度と自己発信力を高める専門家
炎の喋りのコーチTURKEYです



 京都ぽーく

「京都ぽーく」というブランドがある
トンカツが好きなくせして初めて知った
仕事の合間に京都烏丸「かつりき」へ
豚の説明文を読んでいるうち切なくなった

人間に食われるだけに生まれ育つ豚

栄養豊富な配合飼料を60日間与えられる
それは豚の健康や幸せを考えてではない
「柔らかく風味のある肉を作るため」に
すべては人間の「美味しい」のためだけ

恐らく今までの豚を300頭くらい食べてきた
でも301頭にして初めてこんなに切なくなる

「コイツらの人生
    いや豚生ってなんやろ?」

食われるためだけに生まれ育ち
そして命を落としていく豚たち

でもちょっと待て...
この「切なさ」はあくまで人間視点
豚の本当の気持ちも知りもせず切なくなる事
これってやっちゃいけない「決めつけ」です

ひょっとしたらコイツら(豚たち)
それを分かってて生きているのかもしれない
「命を賭けて人間の美味いのために生きるぜ」
こう考えると豚がカッコよく思えてきました

「命を賭けて誰かの役に立とうと生きる」

ボクは今そんな生き方をしているだろうか
命や人生を賭けて誰かのために生きてるのか
京都ぽーくに「生き方」を諭された気がする




「いただきます」という食前の挨拶

昔は「命をいただく」と思えと言われてきた
でも何かそこに同情というか憐れみというか
「かわいそう」なんて気持ちがどこかあった
でも今日は「視点」を変えることで新発見

「使命をいただきます(受け継ぎます)」

命ではなく豚の使命をいただくこと
「我々の美味しいのために生きた命」
食べる行為は豚の使命を引き継ぐこと
「お前のその使命いたたくぜ!」って感じ

そう考えると豚の生き方って熱いな
ボクなんかまだまだ足元にも及ばない
今日京都ぽーくから使命と生き方を学んだ
こんなトンカツの食べ方は初めてでした

「飛ばない豚はただの豚だ」(紅の豚より)

からの...

「食われない豚はただの豚だ」(京都ぽーく)

一気にカッコよくなる

今日も読んでいただき
本当にありがとうございます
喋りのコーチTURKEYでした
また明日!!!