ベルギー出身のピアノマン、Born Crainのデビューアルバム。極上ポップを筆頭に、じっくり聞かせてくれるバラード、まさかのCyndi Lauperのカバーなど、カラフルポップな色を従えたナンバーを聞かせてくれます。
ヨーロッパ、しかもベルギー出身というちょっとした珍しさと、昨今トレンドとなっているピアノアーティストのミックスが手伝って、日本でも受けがいいですね。やっぱりこれまでのピアノマン、Elton JohnやBilly Joelと比べられてしまうことになるけれども、これが本当にデビューアルバムなのか?と思うほどに作り込まれた感じがします。
リードナンバー「Walking in the sun」のキラキラポップな雰囲気が決定打になっているね。まったく若さを感じさせない、プロ意識が高く思える1枚目です。まだまだこれからが楽しみなアーティストですね。
日本盤は、ボーナストラックとしてアンプラグドバージョンを2曲収録。ほぼピアノ1本で、じっくりとしたBorn Crainの世界を聞かせてくれます。