土岐麻子、7作目となるオリジナルアルバム。前作「Bittersweet」から1年半。今回位は、トオミヨウとがっつり組んで、シティポップをとことん聞かせてくれます。
冒頭ナンバー「City Lights」のアカペラからもう虜。そして、続くタイトルチューン「PINK」でまろやかシティポプを心地よく聞かせてくれる。その後も「Valentine」や「Fancy Time」「Rain Dancer」「SPUR」など、21世紀型してぃぽっぷダンサブルに聞かせてくれたりもする。
「Blue Moon」のゆったりグルーヴや、濃いめの「Fried Noodles」などもインパクトを出してくるね。21世紀のクイーンオブシティポップ、土岐麻子に決まりだ。そんなハイクォリティアルバムの誕生、ここにあり。
初回盤は前作アルバムを引っさげて行えわれたライブを収録したDVD付きの2枚組仕様。こちらも豪華なステージ。しっとりと歌う土岐麻子と、バンドメンバーの一体感が伝わってくるステージです。