Body Language
3,140円
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Kylie Minogue、通算9枚目となるオリジナルアルバムは、「Light Years」「Fever」のポップでキュートな流れを裏切った、変化球を投じた1枚。
先行となったシングル「Slow」からもわかるように、エレクトロサウンドやニューウェーブ、そしてR&B要素をプラスしたトラックで、アーティスティックに攻めた1枚です。ここから「Red Blooded Woman」「Chocolate」の2曲もシングルカットされたけれど、全体的にはレトロなエレクトロサウンドをまとった感じだね。
Kylie自身も、随分とヴォーカルに魅力を加えてきた。ミディアム~スロー系のトラックを中心に、妖艶なテイストを振りまく。
正直、前作、前々作を期待していたら痛い目を見るかな。その結果、全英チャートでは2位止まりと、勢いが少々出せなかった感じも。どこかしら、Deconstruction時代のアーティスティックなKylieが戻ってきた感じがするかな。
ジャケット写真やアートディレクションは、Brigitte Bardotを意識しているようで、ゴージャスな雰囲気が漂います。