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流動体について
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M-1「流動体について」
小沢健二、19年ぶりとなるシングルを突如リリース。このニュースは驚きと喜びを与えてくれました。両A面でのリリースということで、こちらは2016年のライブツアーで披露していたナンバー。疾走感のある軽やかなポップチューンで、ストリングスやハープが踊る様は、まるで「僕らが旅に出る理由」に通じるような美しが伝わって来ます。
めくるめく音の波に呑み込まれていき、小沢健二のヴォーカルもハイテンション。音階を駆け上がるように、ファルセットへと移動していく様にしびれます。一方、歌詞の方はやはり小沢健二のセンス、これぞ文学的。兎にも角にも、嬉しすぎますね。
M-2「神秘的」
2012年のツアーで発表されていたナンバーをここに来て音源化。美しきアコースティックサウンドとストリングス、そしてコーラスを携えて展開するバラードチューン。まるで小沢健二の祈りのような、歌詞の美しさが際立つナンバーだね。安らぎを覚える1曲。
途中の語りがかぶさるパートもまた、夢見心地にさせてくれます。
M-3「流動体について (Instrumental)」
M-4「神秘的 (Instrumental)」