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ポルノグラフィティ、前作シングル「あなたがここにいたら」の落ち着きからの反動か、かなり勢いの出たファンキーロックチューンをシングルでドロップ。
イントロからサックスが吹き荒れては、俗っぽさを出してきます。これぞポルノグラフィティの軟派な世界。晴一の描く妖艶な世界が躍る歌詞と、キャッチーなメロディが粘っこく絡み付いてきます。タイトルそのまま、どっち付かずの立場を思い悩む主人公の物語。危うい恋ですね。
PVでは、同郷同事務所のPerfumeが出演したことで、話題にもなりました。
M-2「サマーページ」
波のSEが爽やかなオープニング。その後も夏らしさを出すサウンドを聞かせるミディアムチューン。ラヴァーズロック／レゲエテイストも少々取り入れて、夏の風景を切り取る。昭仁の作詞・作曲ナンバーです。夏を想像させるワードをふんだんに盛り込んで、情景を思い浮かばせてくれますね。程よさが心地良い。
M-3「ナイトトレイン」
ダークなイメージをぶつけてくるロックチューン。Aメロでかなりガッツリとぶつけてきたと思ったら、Bメロでちょっと軽さを出してきた。その反動で、サビでの力がうまく発揮されているね。昭仁の叫びのような言葉をぶつけてくる感じが、かっこいいです。その後のギタープレイも、なかなかだ。ポルノグラフィティのダークサイドな面を見せてくれる1曲。