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土岐麻子によるジャズカバーアルバムの第3弾。今作も、実の父親でサックスプレーヤーの土岐英史と親子愛を感じさせるプロデュースワークで、じっくりと聞かせてくれます。
ジャズだけにとらわれず、実にヴァラエティ豊かな選曲で楽しませてくれます。冒頭から「雨に唄えば」を聞かせてくれては、楽しい気分にさせてくれます。
また、The BeatlesやStylisticsのカバーもジャジーに披露。そして、「スィングしなけりゃ意味がない」「My Funny Valentine」「Tea For Two」などといった王道ジャズを聴かせては、その世界に浸ります。最後にSwig Out Sisterの「Breakout」で締めるという流れですね。
バックのミュージシャンも、引き続き大石学や坂井紅介、セシル・モンローに実父の土岐英史と、見事におしゃれな空間を作り込んできました。ライトな土岐麻子のヴォーカルと、豪華ミュージシャンによるおしゃれなひとときを、味わい尽くせる一枚です。