正しく活きる。 | DJブースで死にたい。

DJブースで死にたい。

- I Would Die At The DJ Booth -

結局、差別の根源って、
「アイデンティティの無駄な強さ」なんだな。
それと、「ノリ」。
人間社会って、多少なりとも顔と中身を知ったような気になると、
あとは「その場のノリ」で自我を押し殺してでも笑ってたりするのが
いわゆる「普通」。
それがイヤだと、
波長が合わないだと、
そう思って「押し殺す」のがイヤとなって
差別に向かっていくんだなと。

「あいつのノリがキライだ」
「あいつに合わせたくない」
「あいつの嬉しがる様がイヤだ」
「あいつが幸せになるのがイヤ」
「あいつより幸せになりたい」

これはカルトの波及にも通じることで、
「みんなで一緒に幸せに」
とか言いながら
「私だけが幸せになりたい」
と思ってるから信仰する。
だから、皆と違うカルトに入る。

それは、黒人はじめ有色人種を虐げてきたキリスト教の分派や
他のあらゆる新興宗教にも通じることではないか。

差別が何故、滅びないか。
そこには、永遠のビジネスチャンスが露わになっているから。
誰しも、誰かを踏み付けてでも欲しいカネや名誉があるのです。
それを拭い去らないと、本当の「幸福」には巡り会えない。

でも、多分、「本当の幸福」って、
綺麗に整地された庭を眺めているようなことなのでしょう。
しかし人は老いて、体も痛む。
食も細くなり、歩くのも億劫になる。
その不自由さを「得る」ことに因り、
生きることの怖さを
産まれて来た瞬間以来、思い知ることになるんだろうね。

そして、
元気な時に楽しく生きる為には、
他人との「ノリ」を解っていくのが大事だと
オッサンになって思う自分なんだよな(笑)