かなり長文()失礼します。


18年前にバンド活動を再開して組んだNUM42では、THE CLASHのフレーズを使って「幸せなら手をたたこう」をカバーしたり、「ANARCHY IN THE UK」のイントロから「蛍の光」が始まったり、「線路は続くよどこまでも」のような、日本では童謡と呼ばれている曲をカバーしたり、それこそ自由奔放に好き勝手やりたい放題でした。


以前、とある人達からそんなNUM42を「童謡パンク」と言われた事があります。まさにその通りなんだけど、言った本人からすれば、それは褒め言葉でもなんでもなく、どちらかといえば「軟弱なパンク」という意味で言われたんだと思います。 


そういえば当時、ヘッドロックナイトのステージ上、あるバンドにMCで「ENJOY PUNK ROCK… パンクロックをエンジョイするなんて意味がまったくわからない」と言われた事もありました。


その一方では、僕の大好きな某大先輩からは「あいつらがどう言おうが、俺はナミジンのやってる事がすごく理解できるし、応援するからさ!」とありがたいお言葉もいただいたり。


まさに賛否両論…()


僕は、バンド活動を再開した18年前から終始一貫して「ジャンルを超越して全ての人々が楽しめるバンド」を目指しています。


そして5年前、脳が梗塞されて以来「ネオ・ナミジン」になった僕は、いい意味で開き直れて、それがますます加速してきた。


もしかしたら暴動天国のアルバムを聴いて「パンクにしてはちょっとマイルドすぎない?」という感想を持つ人もいるかもしれない。


でも、僕にとってはそれが自然体。


シャウトしたりがなったりせず、とにかく多くの人々が聴いて「パンクロックの概念」をより広く大きく持ってもらえたら、「あ、パンクってこんなにポップで親しみやすいんだ」と思ってもらえたらもう最高です。


PS. 「今のナミジンだから出せる、ハートウォーミングな味がある」という嬉しいコメントを頂いたのをきっかけに、この文章を書かせて頂きました。


いろんな意見があっていい。

いろんな人生があるんだから。

だから僕は

LET’S GO ENJOY PUNK ROCK

いこうぜベイベーどこまでも

前進あるのみ、突き進め!