猫たちとの共同生活も、今日でちょうど20年🎂という事で、本日は並木猫軍団誕生のエピソード (最新更新版) をば 🐾
すべては、ゲンキ兄さんとの突然の出会いから始まりました。
2001年・春、並木家の床下で産まれたご近所の野良猫の赤ちゃんズ。
はじめの頃は、みんなで元気よくミャーミャー鳴いてたんだけど、日に日に鳴き声がか細くなり一週間ほど過ぎ、これはさすがに保護してあげないと危ないのではないのか…? という話になり、近所の大工さんに、畳の下の板の間を電ノコで切ってもらい、119番で駆けつけた消防隊員が床下に潜り込んで、元気よくミャーミャー鳴いてるサバトラ柄の赤ちゃん猫を発見、無事保護。
手足をひたすらジッタンバッタンさせ、とにかく元気に威勢良くミャーミャー鳴きまくる姿がとても勇ましく(笑)、その場で「ゲンキ」と名付けました。
みんなにお礼を言って解散した直後、そんなゲンキの鳴き声に呼応して、なんと新たな鳴き声が再び床下から…
ただちに全員再召喚…(笑)
消防隊員の方々がすぐに戻ってきてくれて、床下のちょっぴり離れたところから、スリムな黒猫の赤ちゃんと、お腹のやけにポッコリ(笑)した、ちょっぴり大柄な黒猫の赤ちゃんを無事保護。
迷うことなく(笑)、その場で一人をクロちゃん、もう一人をブウと名付けました。
生後間もないブウは、まだ目もちゃんと開いておらず、お腹が空いて衰弱していたのか、声を出してミャーと鳴くこともできず、ただグデーンとクロちゃんの側に寄り添っているだけでした。
ゲンキの鳴き声に呼応したからクロちゃんが発見され、そんなクロちゃんの側にいたからブウも一緒に発見されたのです。
ゲンキ兄さんはクロちゃんの
そしてクロちゃんはブウの命の恩人でした。
今からちょうど20年前。
2001年4月29日の出来事でした。
その日から猫たちとの共同生活が突然はじまり、我が家は「猫屋敷」となりました。
彼らはまさに「床下からやってきた天使達」でした。
小さい頃から動物は好きだったけど、どちらかというと僕は元々犬派で、猫に関しては「冷めた印象」というか、人間と仲良くなるイメージがまったくなく、たとえどんな美猫であろうが、可愛いと思った事すら一度もありませんでした。
そんなこともあって、猫たちとなら同居しても距離感が常にあるだろうから、いずれやってくるであろう「別れの辛さ」も感じる事はないだろうと、ついうっかり油断(笑) して一緒に暮らしはじめた僕でした。
それは大変な大誤算でした。
彼らと暮らしはじめてすぐに、猫たちは神秘的でユーモラスで、人々に癒しを与えてくれる存在なのだと知りました。
そして1年後の同じ頃。
同じ母親猫が産んだと思われる、新たな赤ちゃんズ3匹が、一期生チームとまったく同じ状況で保護されました。
白黒のウシ柄だったからモー子さん。
20年前のあの時の行動は、ご近所の野良猫さんたちの運命に、我々人間の身勝手な正義感で余計な介入をしてしまっただけなのか、それはもう、今となってはわかりません。
ちなみに、都会で暮らす野良猫さんたちの平均寿命は大体3年~4年、飼い猫の平均寿命は15年〜16年と聞きます。
故・初代ハムくん、享年7才。
故・三男ブウ、享年13才。
故・次男クロちゃん、享年15才。
長男ゲンキ兄さん、まだまだ元気に20才。
長女モー子さん、エレガントに19才。
子分(笑)のハム次郎、まもなく8才。
我々家族に出来る事はただひとつ。
彼らが天命をまっとうするその日まで
穏やかにストレスなく
共に笑顔で日々楽しく暮らすこと。
並木猫軍団一期生チームの幼少時代。
ゲンキ、クロ、ブウ。
並木猫軍団二期生チームの幼少時代。
初代ハムくんとモー子さん。
キャラクター番長でした。
そしてそれは、二代目ハム次郎に
見事なまでに(笑) 継承されてます。
凛々しい2ショット。
並木猫軍団
一期生&二期生
全員集合の図。
三人減って一人増えました😸