ちょいと長くなりますが。

年末年始からずっとバタバタで、そういえばちゃんとみんなに詳しい状況報告などできてなかったので、今朝はヘッドロックカフェ渋谷「移転」実現のいきさつと、「店主のポリシー」など。

渋谷にタイ国ラーメン「ティーヌン」という、一階が全席カウンターのタイ料理&タイラーメン屋さんで、地下がテーブル席でタイ料理を食べながらゆったり酒を飲めるダイニングなお店があって、僕もなにげに常連客でした。その地下店舗をリニューアルしたいとの事で、今回縁あって声をかけて頂きました。


知り合いも沢山いて、ライブハウスも沢山あって、なんといってもラママのすぐ近く…(笑)、そしてなにより、僕自身大好きな渋谷という街で店をやるという夢が遂に実現。

この、「運」と「縁」に心から感謝。

ところでバイザウェイ。

高田馬場時代のヘッドロックカフェ最大のウイークポイント(笑)はフードでした。なんせ店主の僕が何から何まで一人でやるため、それでも開店当初は頑張ってフライパン振って、イカのシオカライスとか、オムレツとか、オムライスとか作ってたんだけど、やはり一人の限界(笑)にぶち当たり、店主の僕がフードに追われてバタバタしてしまうと、一番大事な店の空気も和まないので、開き直って「なんちゃってフードの店」に方向転換。

何故かフライパンで調理する音がまったく聞こえず、わずかに「チン」という音とともに出来上がる、沈黙のヤキソバ&サイレントピラフ(笑)とか、五六時代から引き継いだサッポロナンバーワンラーメンとか。

移転後は、タコさんウインナー、100円スナックバー、缶詰バーなど一部人気メニューはそのまま残しつつ、一階のティーヌンの厨房で、気さくなタイ人シェフのジャックが作ってくれるタイ料理を、ヘッドロックカフェのメインメニューとしてキャッシュオンデリバリーしてもらえることになりました。

これぞ「毎晩タイフェス」!

タイ料理自体すごく人気あるし、僕自身大好きなんだけど、その反面(笑)、辛いのが苦手とかだったりして、でもそんな僕でも普通に食べれるメニューも多数あるので、イマイチ辛いの苦手な方もご安心を。チャーシューと煮卵の盛り合わせとか、タイ風エビチャーハンとか、トムヤムクンチャーハンとか、ガッパオとか、僕も楽しみなタイ料理メニューが盛り沢山。

余談だけど、一階の店長は「またひさ」といって僕の古い仲間で、見た目はちょっぴりトトロ的というかおばさんぽくて(笑)、話し方はまるで次長課長(笑)なんだけど、とても気さくなナイスガイなので、みんな宜しくね。

あ、ラーメン類は一階のティーヌンのみでの提供となります。

えー、更に長くなりますが、せっかくなので、改めまして「店主のポリシー」をば。

よく、道路に面した路面店で、住宅地なのにドア開けっ放しで深夜までお客さんが大騒ぎしているバーとかたまにあるけど、ぶっちゃけああいうの苦手だし、よくないと思う。ライブハウスでもなんでもそうだけど、やはり近隣の方々の迷惑にならない範囲で楽しまないと。そこは本当に、「音楽とお酒を愛する人間」として、絶対に守るべきマナーだなと。

加えて僕は、人を狂わす酒の飲み方が好きではないので、いわゆる「テキーラショット」とか、「飲み放題」などは基本的にやってなくて、飲酒の強要、イッキ飲み、泥酔、他人への迷惑行為ももちろんアウト。よくテキーラショットとかで仲間を潰して楽しんでいる人がいるけど、それってすごく歪んでると思うし、そんなことして何が楽しいのかまったく僕には理解できないので、ヘッドロックカフェでは絶対アウト。ライブハウスとか酒の席でたまにみかける、強引なナンパとかセクハラ行為ももちろんアウト。酒はあくまでも、みんなそれぞれ責任持てる範囲内で、楽しくマイペースで美味しく飲んでもらいたい。

で、ヘッドロックカフェでいつもやってるラウンジDJナイトなんだけど、いわゆるクラブイベントのような「爆音イベント」ではありませぬ。これは開店以来ずっと、通常営業でも常に心がけているんだけど、あくまでも主役は「楽しい会話とお酒」であって、店内BGMの音量は、ゆったりまったり気持ちよくあるべき。それはラウンジDJナイトも同じく。ヘッドロックカフェはライブハウスでもクラブでもないので、そこは皆様、ご理解&ご協力頂けましたら。

酒の楽しみ方、音楽の楽しみ方は人それぞれ。

これが店主の、譲れない(笑)ポリシー。

以上、長くなりましたが、最後まで読んでくれてありがとう!

そんなこんなで、高田馬場最後の夜まであと11日!

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