1990年に華々しくメジャーデビューして、なんと武道館ワンマンまで実現させて、パンクシーンのみならず、日本の音楽シーンを大席捲したOiパンクバンド、COBRA。

当時のメンバー、ヨースコー、ナオキ、ポン、キーヤンの四人はまさに黄金メンバー。見事に全員存在感抜群で、まさしく「ENJOY PUNK ROCK」なバンドでした。

当時の僕はプライベーツのマネジャー。マネジメントって本当にストレスフルな毎日で、でも、そんな僕の心を日々癒してくれたのが、彼等の脳天気にぶっ飛んだ、超ポジティブなパンクロックソングの数々でした。

現場が終わって、最後のメンバーを送り届けたあと、一人きりになった深夜の車内で、僕はよくCOBRAのCDをかけながら、大声で一緒に歌いながら帰宅してました。最高のストレス解消法でした(笑)

当時僕はアミューズという芸能事務所に所属してて、COBRAはパブリックイメージという音楽事務所に所属してて、パブリックのみんなとも仲良くさせてもらってて、「ナミジン、そこまでCOBRA大好きならあげるよ」と、別会社の僕なのに、ちゃっかり(笑)COBRAのスタッフジャンパーもらったりしてました。

解散ライブの渋谷公会堂では、ちょっとズルして(笑)チケット買って、客席のど真ん中でOiOi騒がせてもらいました。

自分より年下のバンドに対してファン意識を持つ事が滅多になかった僕だけど、COBRAに関しては単なる大ファンでした。

キーヤンとはたまたま当時、僕と家が近所で、よく一緒に飲みにいったりしてました。

キーヤンとってもいいやつで、すごく仲良くさせてもらってました。

その後、COBRAも解散し、そのままなんとなく自然に疎遠になり、気付けば20数年の時が経ち。。。

ちょうどあっちゃんの脱退が決まって、さてどうしようかと思っていた矢先に、ちょっとしたきっかけでキーヤンと再会。

まさかなあ…と思いつつも、「キーヤン、久々にパンクバンドでドラム叩かない…?」と、かなりの駄目元で誘ってみたところ、「いいよ、なんか面白そうやし!」と即OKの返事が。。。

キーヤンにとっての僕はプライベーツのマネジャーで飲み仲間。

僕にとってのキーヤンは大好きだったバンドの超有名ドラマーで飲み仲間(笑)。

飲み仲間ってすばらしい…(笑)

この展開はまさに、"時空を超えた小さな奇跡"と言えるのではないでしょうか。

お酒の神様ありがとう。

パンクロックの神様ありがとう。

なんだか楽しい日々がこれからも、そしていつまでも続きそうな気がします。

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新生NUMBER.42、夢と希望とパンクロックLOVEを胸に、2週間後、いよいよ始動させていただきます。