僕は今まで、いわゆる「占い」というものにお金を払ったことは一度もないんだけど、だからといって別にそういったものを信じてない訳では決してなく、むしろかなり信じている方です。

20代後半のころ、手相を勉強している友人に「ナミキくん、37才~38才あたりで人生の大きな転機がありそう」と言われたことがあって、それから何年も、ず~っと忘れてたんだけど、そういえば僕がちょうど37才の時にヘッドロックナイトを始めてたり。

あ!2000年11月9日に下北沢SHELTERでスタートしたヘッドロックナイト、先日めでたく10才の誕生日を迎え…てました! (笑)

誰かビールおごってー! (笑)

えー、占いに話を戻します。

今から約12年ほど前、僕はまだ30代半ば、ヘッドロックナイトなるイベントもまだ構想すら存在せず、レコード会社の社員ディレクターとして、ユニバーサルからワーナーに移籍した直後、仕事関係で「占いがものすごくよく当たる!」という評判の女性ロックドラマーと出会いました。

下北沢でのライブの打ち上げの席上、彼女にまず言われたのが、「あなたが今お付き合いしている女性は一生ものです。その関係を生かすも殺すもあなた次第。大事にして下さいね」と。

「はい、わかりました」と僕 (笑) 。

ちょうど当時知り合って付き合いはじめたばかりの彼女とは、その後、10年間に渡る同居の末、約4年前に正式な夫婦となり、仲良く楽しく暮らしてます。

続けて、仕事に関してみてもらいました。

「あなたの人生は、すでに"蓄積の段階"を終えています。今までの苦労も経験も、すべてはこれからの人生を生きていくためのもの。ここから先は、できるだけやりたいことをやり、行きたい方に行けば行くほど、ナミキさんの人生はどんどん開けますよ!」と言われました。

頑張ってきた甲斐があったなと、素直に嬉しい話でした。

しかし、続けて彼女が僕に言った言葉は、当時の僕にとってはまさに驚きの一言。

「ナミキさんはいずれ独立します」

これはもう、驚きというより、大きな戸惑いでした。

僕にはいわゆる「独立心」とか「事業欲」「地位欲」、ましてや大それた野望などこれっぽっちもなかったし、レコード会社の社員ディレクターという立場が嫌いじゃなかったし、できればこのままずっと、ワーナーで安定した音楽業界生活 (笑) を楽しく送れたら最高!みたいな、そんな、超安定志向の僕に限って「独立」なんて、いくらなんでも、それだけはないぞと 。

僕は彼女にすぐさま、「いやいや、僕の人生、独立なんてまったく考えられないし、僕は人を率いたり、ましてや人の上に立てるようなタイプの人間じゃありませんから…」と言ったんだけど、彼女は「いや、違うんです。独立して会社の社長になるとか、そういう話ではなく、ナミキさんは一人で独立するんです」と言い切りました。

僕がひょんなきっかけからヘッドロックナイトを始める事になったのは、まさにその直後でした。

後に自分のライフワークの礎になるなんて、つゆ知らず…(笑)

時は経ち、僕は今、彼女の「予言」通り、一人で独立して日々楽しく暮らしてます。ヘッドロックナイト、ヘッドロックレコーズ、DJ-namijin、NUMBER.42、NUM42、ヘッドロックカフェ。すべて僕のライフワークである「ヘッドロック」の一環。

彼女の「予言」はあまりにもアメイジングだったし、インパクトありすぎたし、10数年経っても、あの時のやりとりは今でも鮮明に覚えています。

彼女の名はグレース。

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元「麝香猫」(ジャコウネコ)というロックバンドのドラマーで、現在は沢田研二のツアーメンバーで、作曲家、作詞家、ボーカリストとしても大活躍中の彼女。

グレースはあくまでも個人的に様々な占いを勉強していて、お金とか一切もらわずに、知人の占いとかしていたんだけど、「彼女の占いはあまりにも当たりすぎる」と評判が広まり、「グレースにみてもらいたい!」という人があまりにも増えて来たので、数年前から個人鑑定や占いイベントなどをやるようになったそうです。

先日、僕とグレースの共通の知人と久々に再会して、そこで話が盛り上がって、この度ヘッドロックカフェにて、「グレースの占いナイト」やることになりました。当日、ヘッドロックカフェは通常営業で、その一角でグレースの占いナ イトを開催します。

タイトルは「スーパーロックドラマーGRACEの占いナイト "アメイジング・グレイス"」

今からちょうど一ヶ月後の今日。

12/12(日)17時から22時まで。

鑑定料は一人15分¥2,000。

来たれ!集まれ!悩める子羊たちよ! (笑)