一年後の春、NICOTINEのレコーディングから早朝帰宅すると、またもや床下から仔猫の鳴き声が…。今度は床下の板を外すだけだったので自分で救出。はじめみたとき大きさと色でハムスターに見間違えた「ハム」、見事に牛柄だったのと「木更津キャッツアイ」が大好きだったから「モー子」、トラ柄だったからごく当たり前に「トラ」。以上三匹が二期生として新たに仲間入り。さすがに6匹は大変(笑)ということで里親を捜し、HOWIEがトラ(現在はハナ)を引き取ってくれました。



春は猫の出産シーズンだし、もうこういうことが起きないように、猫が床下に侵入できないように2002年の夏、大工さんに穴を塞いでもらいました。



あのとき自分達のしたことが、彼等にとって果たして幸せだったのかどうか、こればかりはいまだにわかりません。勝手な判断で、猫達の世界に大きく干渉してしまったのは事実です。でも、聞くところによれば、野良猫達にとって都会のコンクリートジャングルは決して過ごしやすい環境ではなく、栄養状態の問題だったり交通事故やらで、都会における仔猫の生存率って、とっても低いらしいです。



人も猫も人生それぞれ。この世で起こる出来事はすべて、偶然ではなく必然なのだと思います。「運」と「縁」は大事にしないとね。てなわけで、以上、並木猫軍団出生物語でした(笑)