何もしない日 | 佐原敏剛文学塾

佐原敏剛文学塾

日本文学、海外文学を多角的に分析、批評する。名作といえど問題点は容赦なく批判する。

 6月25日、今日は何もする気になれない。統合失調症の陰性症状の為なのだと思う。朝起きてすぐに強迫性障害の症状が出て、頓服を飲んだら落着いた。人生、何のために生きているのか。だるい。何をするにも億劫だ。過敏性腸症候群は良くなるどころか悪化して便失禁という方が近い気がする。都知事選が近い。共産党から出馬する候補者がいたら共産党に入れるのだが。3時半に近い。今日の夕食はスパゲティーにする。納豆も一緒に食べる。ああ、書くことがない。昨日はシャワーを浴びている最中はそうでもなかったが、シャワーを浴び終わってから症状が出始めた。こんな時、どうしたらいいのだろう。お菓子のやけ食いでもするか。酒は良くない。とにかく行動しなければ何も始まらない。島本理生の『あなたの愛人の名前は』を買ってきて読んでいるが余り私の好みではない。三島由紀夫の『午後の曳航』を読んだ後読み始めた。三島由紀夫は50代末になった今になって集中的に読んでいる。やはりスケールが違う。難解で読みにくいのだが、面白いと思う。こんな日があってもいい。何もしない日が。それこそ糖尿病が恐いがお菓子のやけ食いでもするか。想像して欲しい。何をする気にもなれず、布団に寝転がってごろごろしてばかりいるのがどんなに空しい事か。それでも読書は曲がりなりにも続けてはいる。酒、酒か。酒は眠剤を飲む3時間前までに飲むのを止めないといけない。酒場で夜の2時まで飲むなんてことは出来ないのだ。もう4時になる。そろそろ夕食を作らないと。今、施設でパソコンのエクセルを勉強している。殆ど1行ごとに施設長に質問しないと前へ進まない。それでも手応えはある。さあ、4時だ。夕食を作る。