外免切り替えをお考えの方に、、、外国免許切り替えでの一発免許取得への道!! | DJ MEGURUのブログ

外免切り替えをお考えの方に、、、外国免許切り替えでの一発免許取得への道!!

思い返せば一年前。

アメリカから日本に帰国する際

アメリカでたった20ドルで取れたバイクの免許を日本の免許に書き換えようと

思いつき色々準備をしはじめた。


まさか免許取得に一年もかかるとはその時は思ってもみなかった。


とあるWEBサイトに

「自動二輪なり大型自動二輪を教習所で一発で取得した人は

嬉しさから自分が取得に至った経緯をWEB上にアップしている人が多くいる。」


と書いてあったのを覚えている。

僕もそういった経験談をWEB上でググって本番には大いに活用させてもらった。


が、


外国免許切り替えでのバイク(アメリカは日本と違い自動二輪、大型自動二輪の区別はないので

書き換える際は自動的に大型自動二輪になる)の

一発合格の体験談は探しても中々見当たらなかったので今回は自分の体験談を綴ってみようかなと。

これから外国免許を日本で切り替えようと思っている人に参考にしていただければと思います。



まずこれは僕がそうだったのですが、、、

外免切り替えを甘く見ていると痛い目にあいます!!w


外国免許切り替えといっても書類を出せばすぐに免許をくれるかというと

そういうわけではなく、学科は免除になりますが実技の試験は受けなければいけません。


この実技がものすごく大変なんです。

教習所で実技試験を受けるということは、

イコール

教習所で一発で大型自動二輪の免許を取得するのと意味合いは同じです。


試験当日は普通に一発で自動二輪免許を取得しようとしている方々と

一緒に試験を受けることになります。

しかも、、、、外国免許切り替えの試験は必ず一番最初に行われるので

みんなに見られながらの一番手。

ものすごく緊張します。


自分自身試験前はある程度バイクは乗りこなせている気でいましたが

日本には日本のルールがあります。

日本のルールというか、試験所のルールにしっかりそった走行をしないと

試験官は絶対に免許はくれません。




僕が今回通っていたのは愛知県平針運転免許試験所。

愛知県は過去5年間交通事故死亡者数NO.1という

とても偉大な記録を持っているせいか、、、、

試験官はものすごく厳しいです。



まず外免切り替えと普通に一発で大型自動二輪を取得する方々との

一番の大きな違いは

切り外免替えの試験には課題はありません。


たとえば一般の受講者の方でしたら

一本橋は10秒以上、スラロームは7秒以内、外周は4速40キロといった

さまざまな課題がありますが外免切り替えにはこういったノルマはないんです。

踏切もなければ坂道発進も急制動もありません。

なので一般の受講者の方よりも走るコースは短くしかもAコースしかないので

ワンパターン覚えれば完璧です!

僕もほっとしました。



が、

これが罠だった。


たしかにノルマはないんですが

一本橋は渡らなければいけないし、スラロームも入っていかなければいけない。

S字もあるしクランクもコース内に設定されています。

ということは、秒数に制限がないだけである程度のノルマは走らなければいけません。

一本橋から落ちたらもちろん一発アウトですし、クランク、スラロームのパイロンタッチも

即失格となります。


ここでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが

アメリカでバイクの免許を取得するよりもはるかに試験は難しく

ある程度の知識を持って臨まないと確実に試験にはうかりっこないんです。


僕は何の知識もなく試験に挑んだので

連戦連敗。結果7回目でようやく免許取得になりました。

書類手続きも含めると計10回近くは平針運転免許試験場に足を運びましたか、、、、

思い出したくもない悪夢です。w

みなさんには同じような目にあってもらいたくはない。

という気持ちで今回これを書き綴っています。



さぁ話は本題、試験合格へのワンポイントアドバイスですが

ある程度バイクを扱えないと試験合格は難しいです。

免許は持っているがバイクには長いこと乗っていない、

こういった方はまず体をバイクに慣らすことが必要でしょう。


外国免許切り替えで試験官が一番注目している所。

それはどれだけスムーズにバイクに乗れているかです。


もっとメリハリのある運転をしないとだめだなぁ。

というのは何回も言われました。

スラロームも7秒以内という規定はないですが

ある程度バイクを寝かして綺麗に走り切る必要がありますし、

一本橋も10秒以上という制限はないですが

ものすごいスピードで渡り切っているようでは

免許はもらえません。


次に大切なのが安全確認です。


試験は持ち点100から始まり70点以上試験終了までに残っていれば

合格です。

外国免許切り替えではノルマはないというお話をしました。

なので一本橋やスラロームでの減点はありません。

ではどこで減点されるのか?

それは大半が安全確認なんです。


交差点に入るとき、S字やクランクでの出入り口は入念に右、左、右と

しっかり頭をふって安全確認する必要があります。


僕も試験の時はやりすぎぐらいに安全確認をしました。

試験官も「慎重すぎるぐらいの運転で、安全確認はしっかりできていたなぁ!!」

と笑っていましたがそれでも僕は70点ぎりぎりで試験をPASSしました。


コーナーを大きく曲がってしまうと減点、

アクセルワークの乱れで減点、

ブレーキをしっかり4本の指で握っていなかったので減点、

方向指示器の出し忘れで減点、、、、、、、、



などなど減点項目は延々とあるのです。

こればっかりは何度か試験を受けてみて体で覚えるしかありません。

それぞれの運転試験所ごとに癖があると思いますし、

採点基準は教官によっても違います。

なのである程度は足を運ぶことを覚悟して外国免許切り替えに臨む必要があります。


僕もTOTAL10回近く、かかった費用は6,7万と

時間と労力の面では大変でした。


でも正規の教習所に何度も通って二十万円近くはらって

大型自動二輪の免許を取得することを考えれば

外国免許切り替えのほうがやはりお得だと思います。


思っているより苦労は多いかもしれませんが日本は

アメリカと違って免許を取得するには大変な労力がかかる所です。

今思えば2000円だけ払ってあんな簡単にバイクの免許が取れてしまった

アメリカを恐ろしく思います。w


教官もイヤミで試験を落第させるのではありません。

ちゃんと自動二輪車を走行させられる技術のあるものにだけ免許を発行しているんだと思います。


通いつめれば絶対に免許はもらえます!


アメリカから日本へ国際免許を発行された方はその免許で1年間は

運転できるはずです。その間にしっかり練習すれば絶対に試験は合格できます!

そして今回の僕の記事を読んでいただければ

7回も試験を受けることなく免許をゲットGETできるのではないでしょうか?w

外国免許切り替えをお考えの方に少しでも役立てていただければと思います。

頑張ってくださいね!!