生活習慣を見直そう【腸活のキホン】〜健康について〜 | 札幌【元モデル現役カウンセラー】心理学から学ぶ!様々なシーンで使えるテクニックをお伝えしていきます!

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(経歴)
・心理士(民間)資格取得
・元広告モデル(TV、CM、雑誌、WEB広告、イベント広告)
・アパレル業界10年間

 

 

皆さんこんにちは【元モデル現役カウンセラー】のカズオです!

タイムチケットというサイトに自分のスキルを販売しているので、ご興味のある方はお問合せください!

 

 

今回は、腸活という健康についてご紹介させていただきます。

前回は、【この世界は仮想現実である!】かもしれない事実に迫るとお伝えしましたが、まだ情報が詳しくまとまってなく、きちんと理解して皆さんに分かりやすくお伝えしたいと思い延期させていていただきました。

今回なぜ腸活というテーマに選んだかと言いますと、腸は脳と同じぐらいに大切な機能を役割を果たしているからです。

何となく分かっていても、詳しく人になぜ必要か説明でしたり自分で理解はされていない人がいると思いました。

腸活とは、生活習慣などを見直して腸内環境のバランスを整えることです。

腸には健康に欠かせない腸内細菌が多数生息しているため、腸内環境をケアすることは重要ですので今回は、腸活によって得られるさまざまなメリットや今日から始められる腸活の方法を紹介しています。

 

 TODAY'S
 
腸活とは?

 

腸活とは腸内環境を整えること

腸活とは、生活習慣などを見直して腸内環境のバランスを整えること。

腸内には善玉菌(有用菌)と悪玉菌(有害菌)が存在し、腸内の悪玉菌を減らし善玉菌を増やすことで腸内環境のバランスが整います。代表的な善玉菌には主にビフィズス菌や乳酸菌、酪酸菌などがあります。

 

健康に欠かせない腸内細菌 腸内フローラは多様性も大切

小腸は全長が6~7m、大腸はおよそ1.6mある消化管で、腸内にはおよそ1,000種類の多種多様な細菌が約100兆個も生息しているといわれています。

それらの細菌が集まってできたものは腸内細菌叢(そう)や腸内フローラと呼ばれ、重さは1~2kgほどです。

腸内細菌の中には善玉菌、悪玉菌、その中間である日和見(ひよりみ)菌の3グループが存在し、個人差はありますが、割合としては善玉菌2:悪玉菌1日和見菌7が理想的だとされています。

善玉菌は、腸内を弱酸性に導く酪酸・酢酸などの短鎖脂肪酸や、乳酸を作り出し、体の健康を維持する重要な役割を果たしています。

ただし、最近の研究では善玉菌とされていたものの中にも腸にとって良い働きをする菌とそうでない菌がいたり、悪玉菌や日和見菌だと思われていたものの中にも、腸に有用な働きをする菌がいたりすることがわかってきています。

そのため、腸内細菌の割合だけでなく、腸内にさまざまな種類の菌が存在する多様性のある腸内環境を作ることも大切です。

 

腸活によって期待できるメリット

 

 

便通の改善

腸活によって腸内の善玉菌が増えることで、下痢や便秘、軟便などの便通改善が期待できます。

分厚い粘液のバリアでスムーズな排泄を促している大腸ですが、バリア機能が低下すると菌から体を守ることができなくなったり、スムーズな排便が行えなくなったりと、結果として下痢や軟便、便秘など、便通に支障をきたしてしまうのです。

腸のバリア機能に必要な粘液の分泌を促すのは、酪酸菌などの善玉菌が産生する短鎖脂肪酸(酪酸、酢酸)です。

腸活によって粘液の産生を促してくれる善玉菌を増やせば、大腸のバリア機能が正常に保たれ、日頃の便通の悩みが改善できるでしょう。

 

免疫ケア

腸は体内で密接に“外界”と接する臓器です。

食べ物だけでなく、病原菌やウイルスなどの病原体が入り込んでくるため、

腸には免疫細胞の約70%が集中しているといわれており、腸は体の最大の免疫器官です。

そのため、免疫を維持するために腸内環境をケアすることは重要です。
酪酸菌は大腸のバリア機能に必要な粘液の産生をサポートし、大腸のバリア機能を維持することで有害な菌や物質から体を守ってくれる役割を持つ善玉菌です。

大腸の粘液には、腸の壁や便をコーティングしスムーズに便を排泄させ便通を整える作用もあります。
大腸には有害な菌や物質から体を守る2層の粘液層から成るバリア機能が備わっていますが、ストレス、高脂肪食、食物繊維不足などが大腸の粘液層を低下させることも指摘されています。

大腸のバリア機能を維持・回復させるためには、特に酪酸菌の特性を活かした腸活が良いでしょう。

 

 

肌荒れの緩和

肌荒れの原因のひとつとして、腸内環境の乱れが挙げられます。

腸内環境が乱れることで便秘を引き起こし、腸内の有害物質や悪玉菌が増加。

その結果、本来排便によって体外に出ていた不要物が腸内に溜まってしまい、肌のターンオーバーが乱れたり、吹き出物や肌荒れを招いたりするのです。

また善玉菌は腸内でビタミンを産生する作用があるため、腸活によって老廃物を排出し、善玉菌を増やすことは肌荒れの改善につながるでしょう。

 

腸内細菌と関わりがある疾患

 

 

認知症

認知症を発症した患者さんの腸内環境において、悪玉菌によって発生するアンモニアなどの有害物質が増加し、逆に善玉菌が作り出す乳酸が減少するという研究結果があり、脳の認知機能と腸内環境には関係があることが指摘されています。

 

肥満

日本人が多く持っている腸内細菌の一種であるブラウティア菌が多ければ多いほど、内臓脂肪の割合が小さくなるという研究結果があり、肥満と腸内環境には関わりがあることがわかっています。

さらに、脂質の高い食事を与えられて育った肥満マウスの腸内細菌叢を肥満ではないマウスに移植したところ、移植されたマウスが肥満になったという研究結果もあり、腸内細菌と肥満には深い関わりがあるようです。

過食や運動不足だけでなく、脂質の高い食事は肥満につながりやすい腸内環境に変化させてしまいます。そのため、肥満を避けるためには、低脂質かつ腸内細菌のエサとなる食物繊維の多い食事を心がけ、腸内環境を整えることが重要です。

 

うつ傾向

うつ病患者さんは健常者と比べると、特定の腸内細菌が多いことがわかっています。

さらに、躁うつ病の患者さんにおいては、睡眠状況が乱れている人ほど腸内の乳酸菌が少ないこと、また、ビフィズス菌が少ないことでコルチゾールというストレスを表すホルモンが増えるという研究結果も出ており、うつ病と腸内細菌叢には大きな関わりがあることが指摘されています。

 

不眠

腸内細菌が1日の体内の生活リズム(体内時計)に影響を与えていることがわかっており、腸内環境と睡眠には関わりがあることが考えられます。
また、腸活により便秘や下痢などの消化器症状が改善することによって、睡眠に変化を与える可能性も指摘されています。

これらの疾患は医師の診断が必要です。心配な場合には、早めに医師の診察を受けましょう。

 

腸活の方法とは? 

 

 

食物繊維やオリゴ糖が豊富な食材を摂る

 

食物繊維やオリゴ糖は消化・吸収されずに大腸まで届き、善玉菌のエサとなって善玉菌を増やす作用があります。これらの成分は「プレバイオティクス」と呼ばれ、積極的に摂取することで腸内環境を改善することができるでしょう。

食物繊維が豊富な食材は、野菜、果物、豆類、海藻類などが挙げられます。中でも、イモ類や海藻類などの水溶性食物繊維は善玉菌のエサになりやすいため、

いつもの食事にプラスするなど、積極的に摂取しましょう。日常の食事で食物繊維の摂取量を増やすには、普段食べている白米やパンを玄米や全粒穀物に変えるのもおすすめです。

また、オリゴ糖が多く含まれる代表的な食材には、大豆、タマネギ、ゴボウ、ニンニク、アスパラガス、バナナなどがあります。

ただし、オリゴ糖を摂り過ぎると下痢やお腹の張りを引き起こすこともあるため、注意しながら摂取しましょう。

 

発酵食品を摂る

発酵食品には健康に有用な生きた善玉菌が多く含まれており、腸内環境を整えてくれる作用があります。これらは「プロバイオティクス」とも呼ばれ、普段の食事に取り入れることで、腸内環境の改善が期待できます。

代表的な発酵食品にはヨーグルト、乳酸菌飲料、納豆、漬物などがあります。ヨーグルトなら1日1カップ(200g)程度を目安に普段の食事にプラスしてみましょう。

 

  サプリメントや整腸剤を活用する

 

善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌、酪酸菌が含まれるサプリメントや整腸剤の活用もひとつの方法です。
善玉菌の中でも特に酪酸菌は限られた食材にしか存在せず、普段の食事から摂取することは難しいもの。

酪酸菌が配合された整腸剤などから摂取することが手軽でおすすめです。

これまでにご紹介したプレバイオティクスと組み合わせてプロバイオティクスを一緒に摂取する方法は「シンバイオティクス」と呼ばれ、

2つを組み合わせることにより、双方がより効果的に健康に有利に働くことを目指す腸活とされています。普段からプレバイオティクスとプロバイオティクスを意識してみましょう。

 

腸内環境の改善に適度な運動を取り入れる

 

適度な運動も腸活に有用です。特に腹筋運動は、腸腰筋という筋肉が鍛えられ、腸が刺激されやすくなり便秘解消の効果が期待できます。

また、腸内細菌と運動との関係も指摘されています。例えば、プロのラグビー選手は普段運動をしない人と比べて腸内の善玉菌が多いという研究結果や、アスリートの腸内フローラと運動パフォーマンスの相関関係についても報告があります。

また、日々の運動習慣も腸内の酪酸菌を増やすのに効果的だといわれています。

やや強度の高い運動を30〜60分間、週に3回、継続して実施するのが理想的とされており、具体的には、腸に刺激を与えるため手軽な運動としてウォーキングやジョギング、階段の上り下りなどを日常的に行うのが良いでしょう。

 

マッサージ

マッサージを行うのも良いでしょう。お腹に少し圧をかけるようにマッサージすることで腸が刺激され、動きが良くなり便秘や排便回数、便の状態が改善されるといわれています。

 

腸のぜん動運動を促すマッサージの方法

 

①腸の内容物が進む方向に合わせて「の」の字にマッサージ
②左右の脇腹を上下に揉む
③下腹部を上に押し上げるように圧迫する

※ぜん動運動:筋肉が伸び縮みをくり返して、内容物を体外へ移動させる動き

このマッサージは入浴中に行うと加温効果と相まってさらにおすすめです。ただし、お腹のマッサージは食後1時間以内は避けましょう。

また、妊娠中の方や胆石や腎臓結石がある方などは控えてください。

気になる方は主治医の先生に相談してから行いましょう。

 

十分な睡眠をとる

しっかりと睡眠をとることも大切な腸活のひとつです。

睡眠不足によって腸内フローラが乱れてしまうおそれがあることも報告されています。睡眠の質が向上することで腸内細菌のバランスが整い、エネルギー代謝や基礎代謝の向上につながります。規則正しい睡眠を心がけましょう。

 

  腸内環境に悪影響をもたらす生活習慣

バランスに偏った食事

 ダイエットなどで食事量が極端に少ない、野菜などの食物繊維が少なくタンパク質・脂質中心の食事をしているなど、栄養バランスの偏った食事をしていると腸内環境が乱れ、便秘傾向になることがあります。また、高脂肪食は腸内フローラを変化させ、変化した腸内フローラが健康状態に悪影響を及ぼすことも明らかとなっています。

ストレス

「腸は第二の脳」とも呼ばれ、脳と腸は神経伝達物質やホルモンを通じて常にやりとりをしています。そのため、脳が精神的・社会的ストレスを感じると副交感神経系が抑制され、消化管の機能が低下。

その結果、腸内環境のバランスが崩れ、下痢や便秘を引き起こすことが考えられます。

睡眠時間の乱れや不規則な生活腸内細菌の変化が、比較的深い眠りとされているノンレム睡眠に影響を及ぼすことが報告されており、睡眠の乱れと腸内環境との関連が考えられます。また、忙しくストレスのある不規則な生活をしていると、消化管運動が低下し便秘などになりやすいことがあります。

運動不足

人は休息を取っている時には消化管活動が抑制されており、運動を行っている時には消化管の動きは活発になります。そのため、運動不足や筋力の低下は腸の正常な活動に悪影響を及ぼすでしょう。

 

腸内環境を整えるメリットはたくさん!今日から腸活を始めよう

 

健康に欠かせない腸内細菌が多数生息している「腸」

腸内環境を整え、より健康的な生活を送るために今日から始められる腸活として、

まずは食生活や生活習慣を見直してみましょう!

 

最新の研究によって分かった内容を動画で紹介していきます。

 

<目次>

・ダイジェスト 

・腸とストレスの関係

    ・腸を巡る人間と動物のつながり

・腸と人工知能

 ・腸内細菌の不思議

・便秘と認知症の関係 

・“PIVOT”する腸

・腸と睡眠の関係

・過敏性腸症候群の治療

・ガットフィーリング

・専門医の食事

・ラストコメント 

<ゲスト> 

福土 審東北大学教授 腦腸相関研究者。東北大学大学院医学系研究科教授。 

東北大学大学で博士号を取得。99年から現職。 11年からは東北大学医学部附属病院の心療内科長も兼務。 

 

茂木健一郎脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所 研究員 東京大学大学院理学研究科で博士号を取得。

クオリアを中心テーマに、脳科学や心の理論、自由意志など様々な領域の論考や著作を多数発表している。

東京大学大学院客員教授も務める。

 
 
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以上で終わります。最後までご覧いただきありがとうございました!

今回は腸活で、皆様の生活リズムが整って考えもスッキリして過ごせることを願っています。

次回の内容は、少し未定にさせていただきます。

 

 

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